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もし現在のAIバブルが崩壊したら、投資家たちはどう動くのか?
こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
AI関連の銘柄がここ数年で過大評価され、その期待値が高まり続けているとすれば、バブル崩壊後は以下のような動きが想定されます。
これは、過去のバブル崩壊後に見られた投資家心理や行動パターンを踏まえた予測です。
少し調べて個人的に考察しました。
1. セクター分散とディフェンシブ銘柄への回帰
AI特化のグロース株に偏っていたポートフォリオを見直し、ヘルスケア、生活必需品、公益事業など、景気変動の影響を受けにくいディフェンシブセクターへの資金シフトが起こる可能性があります。
テクノロジー全般を避けるわけではありませんが、過剰な期待値を抱えたAI関連銘柄は一旦敬遠され、よりバリュエーションが合理的な企業が選ばれやすくなるでしょう。
2. バリュー投資の再評価
ドットコムバブルやその他のバブル崩壊後と同様、バリュー投資家の手法が見直される可能性があります。
・AIブームでは「将来の成長ストーリー」が重視高PER銘柄が多く存在していましたが、崩壊後は配当利回りや財務健全性、確かなキャッシュフローといったファンダメンタルに基づく価値が評価されるようになると考えます。
3. インデックス投資やETFへの回帰
個別AI銘柄で大きな損失を被った個人投資家は、相場全体のリスクを薄めるために指数連動のインデックスファンドやETFに回帰する可能性があります。
特定のAI関連企業への集中投資ではなく、市場全体や幅広いセクターをカバーする商品でリスク分散を図る動きが強まるかもしれません。
4. 安全資産や債券への資金逃避
AIバブル崩壊後の不透明感の中で、投資家は一時的に安全資産への逃避を図るでしょう。米国債をはじめとした先進国債券、金などの安全資産への資金シフトが見られる可能性があります。
5. 生き残るAI企業への再評価
ドットコムバブル崩壊後のAmazonやeBay、2008年リーマンショック後の生き残り企業同様、AI領域でも一部の優良企業が中長期で再評価されるでしょう。ある意味誰かがいつか勝つと思います。
「純粋な期待値」ではなく、実際に競争優位性を確立し、収益性や顧客基盤を持つ企業は時間をかけて評価を取り戻します。
やはり見極めるには毎期の決算確認でしょう。
6. 新しいテクノロジー・トレンドへの分散
バブル崩壊後もイノベーションは終わりません当然続きます。
しかし投資家はAI一本足打法から脱し、他の有望テクノロジーへの分散を考えるかもしれません。でも現在何がトレンドになるのかわかりません。
そしてそれが大きく花開くかどうかは別にして、期待から買われると言う予測です。
今後は「何が次の主役か」を探る動きが再び強まるでしょう。
7. 市場分析と学習への傾斜
バブル崩壊後は、市場参加者が「なぜバブルが起こり、なぜ崩壊したのか」を振り返り、分析し、学習する時期が必ず訪れます。
個人投資家を含め、多くの市場参加者がファンダメンタル分析やマクロ経済分析を学び直すことで、次の投資チャンスに備えるはずです。
まとめと感想
仮にAIバブルが崩壊した、投資家たちはリスクを抑え、価値重視に立ち返る可能性が高いです。
過去のバブル崩壊と同様に、資産分散や安全資産への避難、バリュー投資の再評価、そして生き残った優良企業の選別といった行動が繰り返されるでしょう。この傾向だけは大枠当たると思います。
崩壊による損失は痛手ですが、その経験は将来の投資判断の精度を高め、より慎重な戦略を育む糧にもなります。
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