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米国株投資家必見!決算書の特殊用語を徹底解説とおさらい

こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。

米国株投資において、企業の決算書を読み解くことは非常に重要です。
しかし、決算書には専門用語や独特の概念が多く、理解が難しいと感じる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、米国株の決算書でよく見かける特殊な用語や概念を、投資家向けにわかりやすく解説します。これらの知識を身につけることで、決算書の内容を深く理解し、投資判断に役立てることができるでしょう。
それではどうぞ!


決算短信でよく見かける項目

  • EPS (Earnings Per Share):1株当たり利益。企業の収益性を示す重要な指標です。

  • Revenue:売上高。企業の主要な事業活動によって得られた収益の総額です。

  • Operating Income:営業利益。本業の儲けを示します。

  • Net Income:当期純利益。企業の最終的な利益です。

  • Non-GAAP:GAAP以外の会計基準に基づいて算出された数値。企業によっては、Non-GAAPベースの数値も開示されます。

  • Guidance:ガイダンス。企業が将来の業績について示す見通しです。

  • Adjusted:調整済み。特定の項目の影響を除外したり、加えたりして調整された数値です。

  • Pro Forma:プロフォーマ。ある特定の取引や事象がなかったと仮定して作成された財務諸表です。

損益計算書(Income Statement)関連

  • Gross Profit:売上総利益。売上高から売上原価を差し引いたものです。

  • SG&A Expenses:販売費および一般管理費。

  • R&D Expenses:研究開発費。

  • EBITDA:金利、税金、減価償却費、償却費控除前の利益。

  • Diluted EPS:希薄化後1株当たり利益。潜在株式の影響を考慮した1株当たり利益です。

貸借対照表(Balance Sheet)関連

  • Accounts Receivable:売掛金。商品やサービスを提供した顧客からまだ回収していない金額です。

  • Inventory:棚卸資産。販売を目的として保有している商品や原材料です。

  • Accounts Payable:買掛金。仕入先に対してまだ支払っていない金額です。

  • Deferred Revenue:繰延収益。将来の期間に提供する商品やサービスに対する前受金です。

  • Shareholders' Equity:株主資本。企業の総資産から総負債を差し引いたものです。

キャッシュフロー計算書(Cash Flow Statement)関連

  • Operating Cash Flow:営業活動によるキャッシュフロー。本業の活動から生じたキャッシュフローです。

  • Investing Cash Flow:投資活動によるキャッシュフロー。設備投資や有価証券の売買などから生じたキャッシュフローです。

  • Financing Cash Flow:財務活動によるキャッシュフロー。借入金の返済や株式の発行などから生じたキャッシュフローです。

  • Free Cash Flow:フリーキャッシュフロー。営業活動によるキャッシュフローから設備投資額を差し引いたものです。

その他

  • Conference Call:決算説明会。決算発表後に行われる、経営陣による業績説明や質疑応答の場です。

  • Share Buyback:自社株買い。企業が自社の株式を市場から買い戻すことです。

  • Dividend:配当。企業が株主に対して利益の一部を分配することです。

  • M&A:企業の合併や買収です。

注意点

  • 米国と日本では会計基準が異なる部分がありますので、注意が必要です。

  • Non-GAAP指標は企業によって算出方法が異なる場合があり、比較が難しいケースもあります。

  • ガイダンスはあくまで企業の見通しであり、必ずしも実現するとは限りません。

さらに深く理解するために

  • Form 10-K:年次報告書。米国企業がSEC(証券取引委員会)に提出する包括的な年次報告書です。

  • Form 10-Q:四半期報告書。米国企業がSECに提出する四半期ごとの報告書です。

  • Investor Relations:IR。企業の投資家向け広報活動です。

これらの情報も参考に、米国株投資の知識をさらに深めていきましょう。

まとめ

この記事では、米国株の決算書でよく見かける特殊な用語や概念を解説しました。これらの用語を身につけることで、決算書の内容を深く理解し、投資判断に役立てることはできると思います。最初は慣れませんが2・3回触れていれば少しずつわかるようになります。

決算書は企業の財務状況や業績を把握するための重要な情報源です。
ぜひこの記事を読んで、決算書を読み解く力を高めて、 米国株投資での成功を目指そうではありませんか!


この記事が投資家様の役立つことを願っています。

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