投資初心者が知っておくべき積立NISAのポイント、積立なのに短期で合否を論じるのは間違い
こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
今回は結論からですが、積立NISAを短期で検討するのは一般的には適切ではないと思います。
最近SNSを見ていると、
「米国株インデックスでの積み立てNISAをしているが、 AIや半導体バブルの崩壊で、 株価が下がり、そして円高になることによって、ダブルパンチを食らって資産が目減りする」
このような論調があります。
確かに、今の時点ではそうでしょう。
しかし、そもそも積み立てNISAは長期での資産形成を目的としているものであり、短期で為替を問題視したり、株価の上下を論じたりしてその投資方法があたかも間違っているかのような論調は大変よろしくないと考えます。
何度も言いますが、積立NISAは長期的な資産形成を目的とした制度です。
ここでは、その理由と積立NISAを長期で活用するメリットについて説明します。
積立NISAが短期投資に向かない理由
長期投資を前提としている制度
積立NISAは、20年間の非課税期間を利用して、長期的な資産形成を目指す制度です。短期的な売買を繰り返すと、そのメリットを十分に活かせません。市場の短期変動に左右されるリスク
短期的な市場の変動は予測が難しく、短期での利益確定を目指すと、タイミングを誤るリスクが高まります。長期保有により、市場の変動を平準化することが可能です。手数料の影響
短期での売買を繰り返すと、売買手数料や信託報酬が積み重なり、トータルの運用成績にマイナスの影響を与える可能性があります。
積立NISAを長期で活用するメリット
複利効果の活用
長期的に投資を継続することで、複利効果を最大限に活用できます。時間をかけることで、資産の増加が加速します。税制優遇の最大化
非課税期間をフルに活用することで、利益に対する税金を軽減でき、最終的な受取額を増やすことができます。リスク分散
長期投資により、経済の成長に合わせてリスクを分散させることができ、一時的な市場の下落にも耐えやすくなります。
まとめ
何度も同じことの繰り返しになりますが、積立NISAは長期投資を目的とした制度であり、短期的な利益を目指すものではありません。
長期的な視点で資産を形成する計画でないならば最初からやらない方が賢明でしょう。
そのメリットを最大限に活用することができます。短期投資を考える場合は、別の投資手法を検討することが望ましいでしょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?