八重山諸島一人旅行 6/17 波照間島
こんにちは。今回は前回に行くことの出来なかった石垣島から一番南にフェリーで行った場所にある最南端の有人島、波照間島にチャレンジしてみました。😀
まずいつも通り離島ターミナルに向かいます。
そして数日程前から予約していた7:40集合の波照間島サイクリングツアー(もしツアーに参加せず自分で行くと帰りの便が欠航して帰れなくなることも) に参加しました。上述の理由で波照間島に宿泊せず日帰りの方はツアーをお勧めします。バスツアーもありますが自分の好きなようには予定を組むことが出来ませんのでサイクリングをお勧めします。
いざ波照間島へ
7:20頃に受付をすませ例のごとくマリヤシェイクを頂きます。今回はチャイ味にしてみました! 毎度おいしい! そして8:00発のぱいじま2に乗り込みます。(今はぱいじま2?は運休?と聞きました。)残念ながら天気は曇り。季節風の影響で第2便の運行を考える(1、3便は大型船なので大丈夫)と前日に連絡がありましたので、かなり揺れるかと覚悟し船酔い止めも服用しました。結局、そこまで揺れることなく、むしろ前回の黒島、今回の鳩間島の方が揺れました笑
巷ではかなり揺れる、おばあちゃんが骨折したなどと覚悟している方もいるかもしれませんが、それで辞めるのは勿体ない! 大型船ですから思っているほど揺れません。
所要時間はおよそ100分! 私は9:40に現地に降り立ちました。船の中から下の海を覗いていましたが、ウミガメがいました!!!!😀 野生のウミガメを見たのは初めてで嬉しかったです😀
波照間島地図
さて安栄観光でサイクリングツアーを予約しておりましたオーシャンズというお店(ターミナルから右へ進み、港から初めの集落へ続く道の途中にある小屋のような場所)にて差額1000円をさらに支払って電動自転車を借りました。私、電動自転車に乗るのも初めてでしたが凄い快適で感激です!
まずは貴重な泡盛、泡波がお目当てだったので泡波酒店へ向かいました。港から1番近い集落、冨嘉集落ではなく、さらに東の名石集落に位置します。地図で、道が密集している場所が集落です。ちなみに池のような場所は貯水池でした。
泡波を求めて。
私、方向音痴なもので冨嘉集落から東に行かなければならないのに、ずっと南のべムチ浜に向けて進んでいました。結局、泡波酒店にたどり着きましたがなんとお店は休業。(@_@;)日曜が定休日と聞いていたのでわざわざ土曜日にツアーを取って向かったのに!このような臨時休業はどうしようもなく、泣く泣く、店を後にし今度は共同売店にあるとの情報を得たので、全ての売店を回ることにします。
泡波を求めて。共同売店巡り。
共同売店はそれぞれの集落に一つあります。私は先ほどの泡波酒店があった名石にいましたので、名石共同売店が近く、前集落にはまるま売店、北集落には丸友売店、南集落には南共同売店があります。全て回りましたが、南協同売店にしか、しかも100mlの小さいヤツしかなくとりあえず数本買いました。名石共同売店は、仕分けに時間がかかるとかで営業開始が遅くなったりするなどゆるかったです。結論を先に言います。最初に私が通らなかった波照間島で一番初めに通る集落、冨嘉集落の冨嘉売店ここには600mlの泡波が1人2本の本数制限はありましたが、何本もありました。確か一本600円のはずです。(ペムチ浜で出会ったおじさん、貴重な情報を教えて頂きありがとうございました!助かったー) 波照間ターミナルのお土産屋さんに泡波はあるのですが、100mlのものしか私が帰って来た時には?残っておらず 泡波酒店か冨嘉売店で買うようにしましょう!
共同売店では生活雑貨やおにぎりや飲み物、お米や調味料などいろいろなものが売っていました!南共同売店で購入した波照間島黒糖を使用したちんすこう めっちゃおいしかったです!!
本日は特別な日
その後、とりあえず近くのみやげあだん にて波照間島らしいお土産を購入! 最南端上陸証明書やTシャツ、地図、コースターなどをGETしました😀 ここの店主の方は本当に優しくて色々と教えて頂きました。本日は運動会だそうで、それを見るために15時までは休業が多いとのこと、波照間島グループlineで本当に店が閉まっていることを見せてくれたり、運動会では子供たちがお祭りの踊りをするよ等教えて頂きました。その踊りは5つの集落が3つに分かれて、踊り、毎年3つの内の一つがメインの踊り?になるなど詳しくおしえてくれました。この日、竹富島でも運動会だったそうで八重山諸島全体で運動会なのかもしれないですね。
共同売店を回り終え、一応お昼ご飯のお目当てだった居酒屋あがんに行きました。分かってはいましたがやはり休業😭 共同売店でご飯は適当にすましました。
波照間島観光!
泡波やお土産をゲットし、行きたかったレストラン(居酒屋あがん)やカフェ(パーラーみんぴか)は運動会のために15時まで休業だったので 観光を始めます。既に共同売店や泡波確保や泡波酒造所は訪れたのでそちらを見たい方はトップに戻ってください。
本題へ移る前に、既に訪れた場所を挙げます。
さてお待たせしました。波照間島観光に移ります。
まず集落からコート盛りに行き、ペムチ浜、最南端の碑、星空観測センター、波照間島空港とペムチ浜から反時計周りに進み、そして波照間島灯台へと再度、集落方面に行き、ターミナルへ戻りました。
コート盛り
ここは先島諸島(宮古と八重山)の島々にある先島諸島火番盛の一つです。ここを登りのろしを上げ監視をしたと言われております。島々でこのような火番盛が残っており、順々に諸島内で情報を共有したと思われます。
他にも鳩間島では鳩間灯台の横にあった中森や黒島ではプズマリという名で残っています。興味のある方は是非私の以前の投稿に写真が映っていると思われます。
ペムチ浜
コート盛りを抜け、集落からひたすら南へと自転車を走らすとペムチ浜に着きます。あまり観光客にもすれ違わず、車も通らないので電動自転車で飛ばせます。自転車の爽快感ってこれだなと私でも感じました。灼熱の中、スピードの速さと風の涼しさ まさに最高でした。ここで旅人の方に会い、先ほどの泡波の情報をゲットしました。ペムチ浜、実は秘密の入り口のような所をくぐり抜けると浜辺に出ることが出来ました!
最南端の碑
星空観測タワーのすぐ横に最南端の碑があります!ここは私しかいなく、貸し切り状態で楽しかったです。ここからさらに進むと東に進むと星空観測タワー、そして高那崎があります。高那崎はかなり東にあり断崖絶壁にあります。道が色々あり、分からなかったので私は引き返しました。高那崎に行く人は装備やサンゴ岩だらけの道に気を付けてください。石や岩だらけで途中の道は自転車がパンクしそうでヒヤヒヤしました。
星空観測タワー
ペムチ浜を出て、さらに東に進みます。出てきたのは星空観測タワー!ここで観測をしているようです。入れない感じでしたがここを使用しているのでしょうか。。南十字は少し天気が悪い週で見えなさそうです。6月でもぎりぎり見えますが、かなり早い時間だそうですよ。。確か19時だったかな。
波照間空港
最南端の碑、星空観測タワー、高那崎がある最東端から、ターミナルへと戻っていく道中に波照間空港があります。もう使われておりませんが。。
波照間灯台へ
波照間島は真ん中あたり(北西にだいぶ寄っていますが)に集落があり、外周に観光スポットがあるイメージです。そのために島一周道路があり、観光スポットにいけます。波照間島灯台は集落近くにあるため、一周道路を外れ中心にいかなくてはいけません。(詳しくは最初の地図を)
波照間島灯台を後にして島一周道路へ戻り、ターミナルへと戻りました。波照間島灯台からターミナルまでの島北東の道はお墓?祠?碑が多く、誰にも会わず少し不気味でした。またヤギも多かったです。少し自転車でこけてしまったのですが、ターミナル内で出会ったご夫婦が絆創膏をくださりました。。泣 ありがとうございました! その後一緒に波照間島最大の観光スポット、ターミナルから西にいった所にあるニシ浜へと向かいました。
ニシ浜
ニシ浜にはさすがに、先ほどよりは人がいました。水の高さもそれほど高くなく、方のすぐ下ほどですので、かなり奥までつかることができます!私も入りましたが私の周りを透明な可愛い魚が泳いでいて、そんな経験なかったので嬉しかったです!!
ニシ浜の絶景 at 防波堤
ニシ浜とターミナルの間に、漁港のような船が沢山ある場所があります。そこに防波堤があり、よじ登ることが出来ます。そこからの絶景がよく、波照間島と検索するとヒットするのです。私もそれが狙いで、炎天下でもよじ登ることができるように軍手を持参しました(笑)
完
さて、私の波照間旅はこれでおしまいです。波照間島の北西部、ぺー浜とハマシタン群落、底名溜池展望台や駐在所が行けずじまいとなってしまいましたが、次、快晴時に来ることができたら高那崎とともにチャレンジしてみたいです。波照間島のフェリーは一日三便、私は最終便 確か16:50だったかな?で帰らなくてはいけなかったので、北西部まで足を延ばすのは少しリスクがあってできませんでした。実は最後、集落に戻り売店でお菓子を買ったのですが方向音痴を発動してしまい、迷ってしまいました。そんな時にGoogle mapも調子が悪く、フェリーまでは残り20分。半泣きになりながら漕いでました。焦ったら悪くなるのが常ですし、ここは同じようなシュガーロードが続くので方向感覚がおかしくなってしまいました。旅行者の原付カップルに道を聞いて、途中までついてきてくれました。。泣 ありがとうございます。。 その後ジモティーーのおじいちゃんに道を聞いて、教えてもらい 最初の自転車を借りたオーシャンズに返却し、残り10分でフェリーに間に合いました。。カップルとおじいちゃん この投稿を見てはいないと思いますが、見ていたとしたら、助かりました。本当にありがとうございました。。出会った夫妻も道に迷っているのかと心配してくれていました。。泣
ほぼ台湾に位置する最南端有人島で一人で旅行し、様々な人々に出会い、日本とは思えない景色やこちらでは見ない動植物に目を癒されました。すぐ隠れちゃう謎の鳥もいたし(笑)全然人もいなく、自転車の疾走感や貸し切り状態の観光スポットや島独特のゆるいスタイル(当日キャンセル150%とか張り紙が張ってても入ってみたらいいとか、運動会だからどこの店も15時まで営業しないとか笑)や灼熱さ ヤギがずっといたり、シュガーロードがずっと続くなど、非日常がとっても良かったです。人が自分以外いなく、あちこちで鳥が鳴いてて、前を沢山のちょうちょが邪魔して、ヤギが周りにいる。良いリフレッシュでした!道も分かりやすいとは言えず、オリエーテーリングみたいで達成感がありました!10時ごろから16時ごろまでずっと炎天下の中、サイクリングしていたので日焼けしすぎて痛かったですが勲章です! やっぱりギリギリ行動は良くないと思い知らされたいい旅でした。
八重山諸島は後、行っていないのは与那国、新城、家屋真だけとなりました!その中でも私は黒島、鳩間、この波照間を強くお勧めします。今回行った鳩間と波照間は海も群を抜いてきれいですし、何よりも自然が手つかずで心身をリフレッシュできます!両方少し遠いですが、是非行ってみてください!