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生命体が時間を作る、という概念について

空間は実在するか、という本を今、メルカリで注文しています。まだ読んでいないのですが、帯に
“物質が空間を作り、生命体が時間を作る”と記載されていた。私は、これが、とても腑に落ちたのである。
自分は、相対性理論に興味を持ち、いくつか本を読んでいたので、空間や時間について、感覚的に理解しているつもりであった。その上で、“生命体が時間を作る”という説明が、目から鱗が落ちる、という感じがした。
私は、昔から疑問に思っていたことは、
自分は生まれる前は、何をしていたのであろうか。”ということである。

これは
“自分は死んだら、どうなってしまうのか”とほぼ同じ議題であると思う。
人類が誕生したのは約6500万年前と言われているが、それまでの間、自分は西暦197X年まで、どうやってその途方もない時間を過ごしていたのか、という疑問があった。
何回も輪廻転生を繰り返したのだろうか??
この疑問に、まず回答を与えてくれたのは、相対性理論だった。私の仮説は、
人は死んだら、魂が光速以上の速度で、地球から遠く離れた天国(のような場所)まで移動し、また次の人生のために地球に魂が光速以上の速さで移動して、輪廻転生する” というものである。

魂が光速以上の速さで進むならば、魂としては10分の時間だが、地球では10万年の時が流れていることは可能であるので、私の 輪廻転生まで待ち時間が長すぎる問題 は、解決する。また、魂が移動するのであれば、多くの怪奇現象の説明もつくので、説得力がある。
しかし、今回の“生命が時間を作る” という考えも、私の疑問 

“輪廻転生まで待ち時間が長すぎる問題” に回答を与えてくれる。
例えば、ある空間に、鉄があって、だんだん錆びていく 

という事象について考えよう。
人間などの生命体がある空間では、時間という概念があるので、
“時間とともに、鉄が(酸素と結合し)錆びていく” という説明になる。
もし、この空間(例えば、地球を含む銀河系)に、微生物も含めて、生命体が存在しない場合、“時間とともに、鉄が錆びていく” 

という説明は、不必要になる。時間という概念自体が不必要なのである。
例えるならスナップ写真のようなもので、
・今、鉄がある
・今、錆びた鉄がある
という説明で十分であろう。
時間という概念を持つ、主体がない
とも言うことができる。
この説明でも、私の疑問 “輪廻転生まで待ち時間が長すぎる問題” は解決する。
人が死んだとき残る魂は、そもそも時間という概念を持たない。よって、待ち時間が長い、と感じることもない。もしかしたら、相対性理論でも説明できない、“過去への移動”もできるのかも、しれない。
私は、この疑問が、ほぼ解決されたので、今日はぐっすりと時間をかけて、眠ることができる。

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