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ムクナ豆って?

ムクナ豆、最近注目されている食品、どんな豆なのか気になっている方も多いかと思いますので、ここでご紹介します。

どんな豆?

・原産地はヒマラヤ地方と言われ、日本でも、西日本を中心に、江戸時代までは栽培され食用に用いられていたようです。明治以降、調理に手間がかかる等、扱いにくさから栽培量が減り、廃れてしまいました。
・ムクナ豆は、つる性の植物で、雑草や害虫への耐性が強く、栽培に関する手間は、比較的少なくて済む植物です。
・江戸時代までの日本では、その収量の多さから、「八升豆(ハッショウマメ)」と呼ばれるほど、たくさん獲れたようです。


成分などは?

絆工場のムクナ豆の成分検査結果

・特徴的な成分は、L-DOPAという物質で、これを含む植物は、ムクナ豆の他そら豆など限られたものになっています。ただし、含有量はムクナ豆がダントツ多く、そら豆などとは比較になりません。
・このほかの成分は、大豆に似た内容になっており、必須アミノ酸を全て含み、比較的栄養価の高い豆と言えます。

期待される効果などは?

・まず、必須アミノ酸をすべて含むことから、通常の豆類と同等の効果が得られます。
・このほか、多くのポリフェノールを含むことから、抗酸化効果や、食物繊維の摂取による効果が期待されます。

特徴と言えるL-DOPAに、期待されているものは?

・L-DOPAは、パーキンソン病の治療に使われている物質であり、人間の体内に取り入れられると、幸せホルトンと呼ばれる「ドーパミン」の生成に寄与します。つまり、L-DOPAを摂取すると、ドーパミンが生成され、様々な効果が期待されます。
認知症の予防:ドーパミン=神経伝達物質ということで、脳の働きを活性化できる。加えて、やる気、活力アップにより、いろんな刺激を受ける事に繋がるため、認知症の進行を遅らせる可能性が期待される。
運動機能の改善:ドーパミン=神経伝達物質=運動機能の改善、パーキンソン病の薬として使われるのは、この効果が期待されています。
糖尿病の予防?血糖値の上昇を抑えられる?:ラットの研究で、L-DOPAを摂取したラットは、食後の血糖値の上昇が緩やかになったとの研究報告もあるようです。
男性の精力アップ:ドーパミンの補強から、男性ホルモンが活性化し、性欲アップ、精子の運動量も改善したという研究報告も出ています。
女性の冷え性改善:男性ホルモンの活性化などから、血行が良くなり、毛細血管への血液の流入量も増えることから、冷え性の改善効果が期待できます。
やる気、元気アップ→うつ症状の改善:ドーパミン=幸せホルモンと呼ばれるほど、達成感や充実感を感じやすくなります。何事にもやる気、元気のアップが期待できます。


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