本を出すことになりました!
7月12日(金)
今日から新潟・佐渡にいます。
去年訪れてからお気に入りの場所です。
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さて、タイトルにもあるように、この度本を出すことになりました!!!
とはいっても、僕だけが書いているわけではなくて、2021年に行った「札幌解体新書」という1年間限定のトークイベントを再編集する形で、多くの方々と一緒に作っている最中です。
タイトルは、「札幌解体新書 世界一わかりやすい札幌の教科書」です。
この書籍化に伴い、ActNowさんにてクラファンを行っています。
クラファンページはこちら↓↓↓
なので今日は、そもそも「札幌解体新書」はどのようなイベントだったのか?そして、この本がどのような経緯で出版されるに至ったのか?を簡単にご紹介しようと思います。(クラファンページに書いてるんですけどねw)
◯ 「札幌解体新書」とは
「北海道の歴史を多角的に見つめ直し、札幌・北海道の再興戦略に繋げる」
をテーマを掲げて、2021年の4月から約1年間にわたって札幌の歴史をテーマ別に紐解いたイベントです。
当時の2021年はコロナパンデミックが発生してから1年が経過し、先行き不透明な状態でした。同時に、都市や地方にはそれぞれ多くの課題や可能性も浮かび上がってきた時代で、だからこそ、「札幌や北海道の未来をどうしていくべきなのか」という問いが浮かび上がってきていました。
未来は過去・現在の積み重ねで拓かれていきます。
そのため、まずは過去や歴史を知ることがより良い未来を切り開いていけるのではないかという仮説のもと、札幌解体新書プロジェクトが始動しました。
最初のキックオフイベントが2021年4月に開催されまして、サツドラHD・えぞ財団の富山さん、クリプトンフューチャーメディア(初音ミク)の伊藤さんに学生服を着ていただいて、学校のクラスに見立てて各テーマに沿った授業を行っていく、というコンセプトでした。
左上に映る僕はこのクラスの学級委員長として、真ん中左に映る担任の先生である、まち歩き研究科の和田哲(ブラサトル)さんをサポートする、という役回りでした。
各回の授業は、和田さんと各授業の骨子を考え、各授業にお越しいただくゲスト講師の方と内容をブラッシュアップして、本番では用意したスライドを基にトークを展開して、「面白くキャッチーに」歴史を学んでいきました。
特別イベントを含めると、4月から2022年3月まで全8回イベントを行いました。レギュラー授業は全5回行い、各テーマは以下の通りです。
札幌・北海道という空間を、この5つの視点から解体し学んでいったことで、受動的な教科書では絶対に学び得ない体験ができました。
今回の書籍化は、このトークイベント札幌解体新書の良さを活かしながら、より多くの方に届けるために、本として世に残そうという運びになりました。プロジェクト始動時から、いつか本にしたいよねという話をずっとしていたので、3年の時を経て実現できそうです!
◯ 書籍「札幌解体新書」はどんな本になるのか?
解体新書の譲れないところは、やっぱり歴史を「面白くキャッチーに理解する」こと。
歴史と聞くと難しそうで堅物なイメージがありますし、実際世に出ている歴を扱う書籍は難しいのが多いです。そこで、本書では先生方が教えてくださった内容をもとに、北海道の動物たちをモチーフにした「先生・生徒キャラクター」を作成し、対談形式にすることで、内容の充実度はそのままに、ハードル低く札幌・北海道の歴史に触れることができます。
表紙もご紹介します!
札幌のまちを彷彿とさせるモチーフが散りばめられてます。クラークもいますね。で、この表紙で大事なのが北海道の歴史のみならず、日本史をも揺るがした左下「黒田清隆」と右上「岩村通俊」がいることなんですね。
黒田は内閣総理大臣も歴任しているのでかなりメジャーだとは思いますが、岩村は初代北海道庁長官なのですが、割とマイナーかもしれません。ただ、この2人に関係性が北海道の方向性を左右したといっても過言ではないほどの大きな存在なのです。
どのような関係性があったのか、そしてそれがどのような影響を与えたのか。それは本書でぜひご確認くださいw
ということで、クラファンは8月31日まで行っております。
いただいたお金は、書籍化に伴う、制作・印刷・製本・流通費などに使わせていただきます。
ぜひ、ご支援のほど、よろしくお願いします!