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破傷風による開口制限

とても良い記事が入ってきたのでご紹介します。

破傷風により開口制限が出現した症例

単刀直入に言うと、
開口制限=顎関節症という考え(臨床推論)でいると危険だということです。

開口制限は破傷風以外にも歯の問題や関節リウマチなどから、
症状が出現する可能性があります。

今回 見分けるポイントは2つ

①この症例の方は年齢が高齢である
→顎関節症は若年者に圧倒的に多い

②開口障害以外の所見がある
→頚部筋の筋緊張亢進(強度な張り)、嚥下障害、後弓反射(体が反り返る)など

まとめ


この症例の方のように、
早めに破傷風に気付けることがとても大切です。
破傷風は呼吸器障害から、命に関わる疾患です。

やはり医療従事者は現象に捉われないこと、
本人や家族からの問診・身体所見はとても重要です。

しかし医療従事者でも「人」ですから、
「慣れ」というものが出てきてしまいます。

いかに冷静・客観的に診れるかを忘れないようにする習慣、
そして工夫が私は必要だと思います。

これをご覧になっている方は一般の方もいると思います、
お悩みの方は下記をご参照ください。

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※それでも全体数としてはかなり少ないですが・・・

長年のお悩みの方はそちらに行かれると良いと思います。
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顎関節ケアセンター(tmj.physio.lab@gmail.com)


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