フライトキャンセルが起こるとどうなるのか?(どうだったか?)
サンクリストバルからの帰り道。
・TGZ → MEX✈️:問題なし。
・MEX → NRT ✈️:欠航。キャンセル。
どうなったのか。
結論だけ先に言うと、
航空会社が全部手配してくれた。
次の日に臨時便が出て、それに乗って帰ってきた。
ご飯食べるチケットあるよ。
お金はかかってない。
です。
メキシコシティ空港にて
搭乗ゲート前で待っていたけど、時間になってもなかなか搭乗が始まらない。日本行きなので、スペイン語、英語でのアナウンスの後に日本語アナウンスも流れる。
「主要機材の整備のため、遅れています。25分ごとに再度アナウンスし、情報をお知らせします。」
みたいな感じ。
主要機材の整備とは?
日本語アナウンスがなかったら、多分何もわかってないと思う。
帰れるなら何でもいいや、と思ってぼーっとしていると再度アナウンス。
まずはスペイン語で。外国人から残念そうなリアクションが。
次に英語で。やはり外国人から残念そうなリアクション。
外国人が搭乗ゲートから離れていく。
あー、1時間以上遅れることが決まったんだろうな、と思っていると日本語でアナウンス。
「成田空港行きは主要機材の整備のため遅れていましたが、キャンセルとなりました。大変申し訳ございません。振替のお手続きはF2カウンターでお願いいたします」
といったアナウンス。想定外。欠航。
手続きのカウンターに人が押し寄せて、我先に手続きをしようと押し合いへし合いの地獄絵図が待っている。
映画かドラマかわからないけど、何かで見た気がする。
はたして、F2カウンターでは日本語で対応してもらえるのか?
振替って具体的にどうなるのか?
違う便を割り当てられても、ESTAもeTA登録してないからアメリカ・カナダ経由では帰れない。ヨーロッパ周りなのか?
2日後とかのフライトだと流石に困るな。
空港近くのホテルって今から取れるのか?
疑問は残るが、いち早くF2カウンターに行かなくては!
F2カウンター
かなり早くその場を離れたおかげで、30分そこらの待ち時間で自分の番がやってきた。すでに深夜1時過ぎ。
カウンターのお姉さん。
この時間からきっと100人ぐらいの相手をしないといけない。
かわいそう。
スペイン語で話し始める。
フライトは明日らしい。
次に何か話し始める。わからない。
英語にしてくれた。でもわからない。
めんどくさそうに対応される。お姉さんごめん。
そしてよくわからないけど、チケットを7枚渡される。
振替便
明日の同じ時間。
おぉ、そんなことあるのか。明日の便に余裕があるんだろうな。ホテル
ホテル2日分の手配をしたらしい。提携ホテルかな、空港近くだろうか。タクシー(2枚)
タクシーに乗るらしい。1枚は今使う。もう1枚は明日の分。なんでタクシー?必要なのか?謎のチケット(3枚)
何に使うかわからない
1枚はwing/star buck restaurant hotelって書いてある。あと2枚は不明。
ここから下に降りてタクシー受付に行って。
そしてチケットを見せてタクシーを手配してホテルまで行って。
預け入れ荷物がある場合は下で引き取って。
今振り返るとそんな感じのことを言っていたはずなんだけど、
ホテルってどこ?
なぜタクシー?
預け入れ荷物どうしよう?
このチケットはなに?
この後どうしたらいいの?
って疑問が頭を埋め尽くし、全然英語が入ってこない。
次は下に行くらしい、それだけわかった。
最終的に1枚ずつチケットを指差して「フライト、タクシー、ホテル、レストラン」と。
「次の人がいるんだ、早く立ち去れ」というような空気になった。どこに行ったらいいのか。
「abajo?」と聞いたらうなづいていたので、どうやら次に行くべきは下の階らしい。
「Gracias」と感謝を述べてカウンターを後にした。
荷物
あー、わからん。
とりあえず、次どうしたらいい?
とりあえず預け入れ荷物を取りに行こう。
エスカレーターの前に立っていた空港の人に聞いてみた。
丁寧に英語で説明してくれた。
人が立っているのが見えるか?
そこを、、、、
このチケットを使って、、、
そこをどうするのか?全然聞き取れなかった。
謎チケットについて、ようやく使い道がわかった。
とりあえず感謝してエスカレーターを降りる。
上から見えた人に聞いてみる。
いや、もはや聞いてもいない。預け入れ荷物の控えを見せる。
遠くを指さされる。
そこにも人が立っていた。
あぁ、上で言われた「人が見えるか?」はあっちの人か。
途中謎の通路があったが、荷物チェックをする場所だったのでスルー。
反対の人のところまで言って自動ドアを眺める。
明らかに到着した時に出てくるドアだった。
謎通路の前で外国人に呼ばれている気がする。
「コンニチハ、コンニチハ」と言って謎通路を指差していた。
ここで保安検査をして、到着ゲート内のバゲッジクレームへ向かえ。
そこで荷物がすでに流れてきているから受け取れ。
そういうことのようだ。列に並び、中に入りバックパックを回収する。
預けると面倒だな。今後は預け入れなんてしない方がいいな。
そうして装備が整い、今度はタクシーを探す。
タクシー
タクシー受付がいくつかあるが、一箇所にだけ列ができている。
そこに並んだ。
何かいわれて手続きされる。スペイン語。わからん。
チケットを2枚渡される。
片方は「ahora」もう片方は「mañana」と。
そして、mañanaの方には案内の紙がついてた。
話を聞いていると、「明日の分は自分で電話で予約してね」ということだった。
そして最後に「cuatro」と言われたので、4番ゲートを目指して歩いた。
4番ゲートで立っている人にチケットを見せると、すぐタクシーに案内された。
行き先はホテルらしいんだけど、チケットを見てもホテルがわからない。
不安は解消されぬまま、タクシーに乗る。
Googleマップを見ながら乗ること30分ちょっと。ホテルに着く。
受付でチケットを出す。
部屋のカードキーを渡される。
すでに深夜2時半。
ホテル
たぶんいいホテルだと思う。
しかしWi-Fiが繋がらず、作業着のおじさんと1時間格闘。
それでも繋がらず諦める。
3時半。ようやくシャワーを浴びて寝る。
独立記念塔近くのメキシコシティ内でも治安がいいとされる地区。
夜まで暇なのでメキシコシティ観光できるなー。
まずはタクシーの予約。電話をかけてみる。
自動音声?何言ってるか全くわからん。
諦めてホテルの受付でタクシーの予約をお願いする。
部屋に戻り、外へ行く準備を整える。
部屋を出ると先ほどの受付の人がいて、無事にタクシーを予約できたと報告を受けた。
これで不安要素は無くなったので、食事のチケットを無視して外にご飯を食べに行く。
タコスを食べたりコーヒー飲んだり。2〜3時間歩き回ってホテルへ戻る。
その後土砂降り。
空港へ
18時半、雨の中タクシーで空港へ向かう。
渋滞していて1時間半かかった。
20時過ぎ、空港に到着。
食事チケットを使ってスタバでコーヒーを買ってみる。
300ペソ分使えるらしく、店員に他にももっとなにか頼むように言われる。
そんなにいらないのでどうしたらいいかわからず困っていたら、隣のおじさんが「English?」と聞いてくれたんだけど、英語だったとしてもどう言ったらいいかわからない。
とにかくコーヒーとパンだけで良いことを伝えてさっさとスタバを出る。
コーヒーとパンを持って、チェックインカウンターに並ぶ。
荷物を預け、さてどうするか。
空港のレストランの名前が「wing」だと言うことに気がつき、残っているチケットでちゃんと食事してみる。
1枚チケットが余ったけどしょうがない、保安検査を抜ける。
やることないのでプライオリティパスで入れるラウンジへ。
ラウンジへ行くと、昨日振替手続きの際、隣のビジネスカウンターで手続きしていた日本人夫婦と出会った。
ラウンジで搭乗までお話しする。
今回乗る便の案内が出ていない。
ラウンジの受付に聞いてみる。臨時便なので乗っていないらしい。
時間になったので一緒に搭乗ゲートへ。
寝てたら無事に日本に着いた。
まとめ
フライトがキャンセルになったからといって、怯える必要はなかったです。
LCCだったら、もっと大変だったかもしれません。
あと、日本行きのフライトじゃなかったら、いつまで立ってもキャンセルに気が付かなかったかもしれません。
さらに乗り継ぎがあったらそれにも間に合わず、その手続きは、、、
というのは考えたくもないです。
そう考えると今回は「欠航対応 - 初級編」という感じです。
一度経験したので、次回からはもっと落ち着いて対応できるはず。