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JR全線完乗の旅/第22回大糸線/2016年8月15日

■八王子駅/中央本線211系

藤沢お休み便。今回は信州方面に向かっています。ここ八王子から八王子高校が強豪ひしめく西東京地区を突破して甲子園初出場。あえなく初戦敗退でしたが、八王子市からも初だったそうで、地元の皆さんはさぞ喜んだでしょうね。ではJR全線完乗の旅へ出発です。

■小淵沢駅/小海線キハ110系

信州の山岳美がメインの旅行ですが、曇天でこの先も雨の予報。八ヶ岳も全く見えないので、今回は乗車しない小海線の列車をパチリ。

■大糸線(松本〜南小谷)E257系「特急あずさ」

時間の関係でやむなく特急に乗車。あずさ2号ではなく3号です。

本来なら車窓より北アルプスの山々を撮りたかったのですが、雨で何も見えないので代わりに駅弁を撮りました。

山は見えなくても湖は大丈夫。糸魚川静岡構造線の産物である仁科三湖の一つ「木崎湖」。

■大糸線(南小谷〜糸魚川)キハ120系

南小谷駅でJR東日本からJR西日本管内へ。見慣れた気動車と再開です。

大糸線は姫川を、その姫川は糸魚川静岡構造線に沿って流れています。その昔、この地を治めていた豪族の娘「奴奈川姫」に大国主命が出雲から求婚に来たと、古事記や出雲国風土記に記載があるそうです。

この奴奈川姫が姫川の名の由来とされているそうです。しかし美しい名前とはうらはらに、豪雨に伴う土砂災害の絶えない暴れ川とされています。

■糸魚川駅/えちごトキめき鉄道ET122系

大糸線は終点の糸魚川駅で北陸本線との接続でしたが、今は第三セクターの「えちごトキめき鉄道」となります。もちろん電化されていますが、糸魚川駅の東方に交直流のデッドセクションがあるので、ET122系は高価な交直流電車を避けて、気動車になっています。

■糸魚川駅/北陸新幹線E7系

藤沢から糸魚川まで在来線で10時間以上かかりましたが、北陸新幹線では東京まで2時間程です。

新幹線糸魚川駅下のコンコースには、以前に大糸線で活躍していたキハ52系が鎮座していました。

糸魚川駅からタクシーで10分のところに「フォッサマグナミュージアム」があります。姫川から産出するヒスイを含む鉱物から岩石について。さらにフォッサマグナから学ぶ日本列島の成り立ち等。素人でもよくわかる優れた施設で、興味のツボにハマり2時間以上も滞在しました。写真を撮るのも忘れて見学したので、以下の写真はHPからの転載で展示のごく一部です。

【ヒスイ峡の風景】

【糸魚川で発見されたヒスイの原石】

【日本列島の誕生とフォッサマグナ】

【国内外の化石の展示】

【国内外の鉱物の展示】

天候が回復し日本海も晴れやか。近くのヒスイ海岸では、ヒスイを探し放題との事。勉強せずに2時間ずっと探せば、温泉に泊まって新幹線で帰れたかも。これから宿泊費を節約して、白馬村の山小屋で一泊です。

大糸線
(松本〜糸魚川)
今回乗車 105.4km
【通算】 4512.8km

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