JR全線完乗の旅/第7回飯田線他/2015年8月16日
■静岡駅/東海道本線211系
藤沢お休み便。藤沢支店に朝到着して荷卸しを終えたら、旅支度をして寝ずに出発。今日は東海道本線をひたすら西に下り、明日もお休みなので豊橋に宿泊です。前回から引き続き青春18きっぷ利用の為、静岡で乗り換えとなりました。
朝一番のJR豊橋駅で、以前に勤めていた会社の親会社の特急に出逢いました。名鉄名古屋本線のホームが同居しており、名古屋あたりではお互いにしのぎを削っていますが、こちらでは呉越同舟となります。
■豊橋駅/東海道本線313系新快速
■飯田線(豊橋〜天竜峡)313系
秘境駅として有名らしい「為栗(してぐり)」駅から見た天竜川。下流にダムがあるので清流ではなく、立派な吊り橋がありました。
天竜峡駅に集う電車を見ると、以前に旧型国電の宝庫として一世を風靡した時代に訪問できなかった事が悔やまれます。
天竜峡駅から僅か5分の姑射橋(こやきょう)から見た天竜峡。こちらを起点に1周約2Kmをゆっくり歩いて1時間の散策です。
高さ70mの展望台から上流の姑射橋方面を望む。
展望台から下流の吊り橋「つつじ橋」を望む。
川面から20mの高さの「つつじ橋」を恐る恐る渡りました。
龍角峯と呼ばれる高さ55mの一枚岩。写真に収まらなかった頂上に先程の展望台があります。
■飯田線(天竜峡〜辰野)313系
中央本線の塩尻〜岡谷間に「みどり湖経由」の短絡線ができたので、飯田線の起点になる辰野駅から岡谷駅までの中央本線は、飯田線の続きのような運行形態です。
その事実上の終点岡谷駅から中央本線を一つ東側の下諏訪駅まで進み、徒歩10分で「諏訪大社下社秋宮」を訪問しました。
諏訪大社は上社本宮と前宮、そして下社秋宮と春宮の四社から成ります。諏訪大社の神様は、出雲が舞台の国譲りに反対してこの地までやって来たそうで、なにかしら縁を感じます。
江戸時代に造営された重要文化財の弊拝殿
同じく重要文化財の神楽殿
しかし諏訪大社と言えば御柱。高さ17m直径1m重さ13トンの樅(もみ)の木で、各お宮の四隅に鎮座しています。七年に一度の御柱祭は来年の4月からと案内があり、勇壮な神事を生で見てみたいと思いました。
諏訪大社からの帰り道、「時の科学館儀象堂」という施設を発見。製糸業で日本の近代化を担い、戦後は時計やカメラの精密機械で有名な諏訪地方なので、興味深く中に入りました。
和時計から最新の時計までたくさん展示され、時計の仕組みも学びました。
中国で北宋時代にあたる1092年に建設された大型天文観測時計を復元した「水運儀象台」です。高さ11mで水力で動きます。
上部は天体観測用で、内部には多数のカラクリ人形が時を刻んでいました。
■中央本線辰野支線(岡谷〜辰野)211系
■中央本線辰野支線(辰野〜塩尻)E127系
みどり湖経由と飯田線直通から取り残された辰野〜塩尻間は、運転本数が極端に少なくなっていました。
美味しい信州そばを食べたかったのですが、ハードスケジュールで塩尻駅の立ち食いそばになりました。が…小さすぎる…。ドアを開けると券売機で二人で満員。
反対の改札外には7〜8席ありました。裏口(改札内)だったのです。