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離婚時の年金分割の注意点。熟年離婚を避けるためには

熟年離婚。子どもが手を離れた夫婦で,20年以上も婚姻生活を続けた夫婦が離婚を決めることがある。
「今までずっと我慢してきた。子どもたちも独立したから,もう一緒にいる理由はない」
「人生の最期は,自由に生きたい」
「あの人の介護をすることは考えられない」
「あの人と一緒のお墓には入りたくない」

弁護士として離婚相談を受けていると,
女性(妻)が熟年離婚を決める場合,そういう話をされることが多い。

どうしてそうなってしまうのか・・?,仕事もできていい男性と思う人が離婚してしまう理由は,以前「共働き夫婦の円満の秘訣~中部電力講演会講師」で書いたことを思い出した。

熟年離婚で,よくもめるのは,意外と「年金分割」
私が弁護士になった25年前は,この年金分割制度はなかったから,離婚後の生活費の心配が不安で,離婚を躊躇する妻からの相談も多かった。

一方で男性からすると,男性は男性で離婚後の生活が不安なこともあったり・・
自分で稼いでかけてきた年金を,なぜ分けないといけないのか?という気持ちもあることが多い。
それで,年金分割をしたくない,と言われることも少なくない。

そのために離婚できないと困るので・・
離婚したい妻としては,年金分割について譲歩して解決するケースもある。

・・けれど,実は「年金分割をしない」と決める場合の注意点もある。

以前配信した年金分割に関するQ&A動画を見てくださっている方がいらっしゃるのを知って,改めて伝えていきたいと思いました!

離婚調停や面会交流調停についても,よくいただくご質問にもお答えしながら,継続的に連続して,動画でお話しています。

今回は,「面会交流調停の裁判官・調停委員の決まり方」の他,特に熟年離婚で問題となる「年金分割」に関するテーマについて,お話しています。

面会交流調停の裁判官,調停委員はどのように決まる?
離婚調停で問題となる年金分割。決めるときの注意点は?
離婚調停で話すべきこと,話してはいけないことは?

引き続き,私が力を入れている,離婚調停での話し方についての解説も,再生された回数の多いトップ3に入っていましたので,併せてご紹介します♪

熟年離婚は増えているのか・・?
それは年金分割制度によって,増えたのか?
熟年離婚を避けるためには,どうしたらいいのか?

この点についても,弁護士木下がこれまで1300件以上の離婚相談を受けてきた経験と,離婚に関するデータをふまえて思ったことを書いたので,いつまでも夫婦円満でいたい,離婚したくない,夫婦関係を修復したい,という方に参考になれば嬉しいです。

多治見市の弁護士木下貴子(@多治見,多治見ききょう法律事務所)です♪
最後まで読んで下さってありがとうございます。感謝しています💖


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