JBCC奮戦記 2週目
今回から、day○という表記はやめて、○週目という書き方で行きます。MTGの実施日は、議事録によると 9/16 9/18の2回。1週目に比べてペースが少し落ちてます・・・。
前回最後の打ち合わせでは、「健康寿命を伸ばす方向性で進めていこう」という話をしていました。そして、メンバから「医療ヘルスケアが抱える課題とかやろうとしてる一つ一つは分かってきたけど、総論としてどうゆうことなのか、全体像が分からん」という声が上がってきました。僕自身、何かニュースとかを見ると確かに何となく理解してる事が多いし、何がしかコメントを言えるけど、全体像って何?と言われると返答に窮する所がありました。
改めて全体像を書き上げてみる、という宿題を貰いました。
全体像ってなんだ?
「医療ヘルスケア産業の全体像」に限らず、「全体像」ってなんでしょう・・・?何をすれば全体像を語れるのか・・・。みんなが書き上げた個別の課題だとかを見ながら一本の線にならないかを数日間必死で考えてました。でも、見れば見るほどに無理矢理パズルを当てはめていくようなパッチワークにしかならなく、悩みました。(そう言えば、昔上司からもWCの話が持ち上がった時にパッチワークにしてはいけない、と釘を刺されたのを思い出したり。)
例えば日本の全体像を描くとしたらどういうことなのだろう?今、ある課題をただ取り上げるだけでは足りない、日本の文化とか気質、例えばなぜ今平和日本を謳っているのか、連綿とした流れの中で語る必要があるかもしれない、と思い至りました。つまるところ医療ヘルスケアの「歴史」を知る必要性を感じました。
日本の医療が整備され始めた明治維新の頃まで遡り、医療の歴史の勉強が始まりました。一番参考にしたのはこちらのサイトです。
他にもこの辺りの書籍もとりあえず購入。
何かの役に立ったか、と問われると回答に困りますが、少なくとも1970年代の世界の健康状態や医療の状態が、前よりも鮮明に理解することができる様になりました。
これらの資料をベースに年代別にどんな事件やイベントがあって、当時の人々の世相がどんなだったか、にも想像を膨らませながら現在の医療が抱える課題の理解に努めていきました。そして、その流れの中で今、手が付けられていない分野や将来どんな方向性に進むべきなのかの検討を進めていきました。
それらの結果をパワポにまとめて45分くらいのプレゼンビデオを作成してチームメンバと共有し、それぞれ感じたことをお互いに共有。まだまだ不十分ながら少しずつ目線が合ってきました。
9/16 MTG
日本の医療の歴史を踏まえた感想を踏まえて、それぞれの中でやるべきことを語り合ったり、作成したバリューネットワークを見ながら、チームとしてやるべき事を決めていきました。
・将来像を踏まえて、事業部の理念を考える
・他社がどんな顧客を持っているのか
・事業の具体戦略の検討
既に半分の時間が経過。このままで良いのだろうか?という不安を抱えながらも、歴史を調べたことに無駄はなかった、と信じようとしていました。
不安と戦いながら・・・
本業のお仕事はもちろん、グロービスの授業もある訳でして。。。ちょうどSalesForceのケーススタディについて講義を受講してました。(お恥ずかしい話ですが、SalesForceってCRMを販売する会社なのですね!(ざっくりw)社内SNSとして過去に使っていたので、TeamsとかSlackとかと同じようなサービスを販売する会社と思ってましたw)
電子カルテってある意味、CRMの一種かも?って思ったりしてから、一気にのめり込んで講義を聞いてました。SalesForceの戦略を自社に当てはめたらどうなるのだろう?と考えて一気に戦略を構築しました。僕自身の中では、ようやく光明が見えてきました。
9/18 MTG
残り二週間ということで、細則の確認など、資料作成の注意事項等をメンバで共有。作り直し、という事態は避けたいので・・・。
また、チームワークの発揮が必要だろう、という事で久々にKPT分析を実施。
僕からはSalesforceの戦略をそのまま今回のケースに焼き直してA4、2ページくらいで発表。いわゆるロングテール戦略。みんなからは概ね同意を得ることができて、更にたくさんの質問に回答しながら自分自身の理解も深めていくことができました。
そして、ロングテール戦略を実現するための、短期中期長期の事業案を考えて次回プレゼン大会の準備をする事を宿題として2週目を終えた。
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