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たまに書く

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最近の記事

今日は休みじゃ

東雲ブルーでHGUCグフを作った。196番のやつ。 きっかけはこのツイート。 あとこのツイート。 単なる軽口だったけれど、なんか揶揄したような気分が引っかかっていたので、実際に作って、その気持ちを浄化させようとしたのと(ところでなぜか、自分に引っ掻き傷みたいなモノを残すツイートはしばしばあるんだよね……)、あとオレは割と律儀な性格なんです。 東雲ブルーは、ちょっと重たくて鈍いブルーという印象。『地球の歩き方』の背表紙のブルーに似ている気がする。 どういう意図で調色された

    • 末席に座るぜ

      ようやっとできた。 初めてのアメリカンカープラモ。 三つ巴のきっかけで始めたこの「amt/artel 1/25 1966 ford galaxie」はこういう形で結実することとなった。完成までずいぶんかかったけれど、形にできて満足だ。よかった。 失敗、と言うか気に入らない点は多いけれど、それは自分に満足していないからだろう。作っていると、自分にはできないことが多いことに改めて気付かされた。 考え方の選択肢も少ないし、固い。いいやり方が見えなかったり、難しい局面を迂回する方法

      • 喉に刺さった小骨を抜いたあとの隙間に

        随分前の話。 よく見ていた「saku saku」の黒幕さんに乗せられて、天下一品をよく食べていた時期があった。その黒幕さんは、好きが高じて京都の総本店まで行ったと言っていて、本店はやはりちょっと違うぞ、と話をしていた。 で、そんなことを聞いたらどうしても行きたくなるもので、しばらくして京都旅行をした際に、総本店にも行ったのだった。 叡山鉄道から歩いたのだと思う。期待していたが定休日だった。 それが20年くらい前の話だと思う。 今回、京都での仕事があり、それがたまたま金曜まで

        • シカゴ、デコラ、町屋

          イリノイ州、シカゴにフィールド自然史博物館というところがあって、そこにスーと名付けられたTレックスの化石がある。全身骨格の90%以上が見つかった稀有な標本だとか。名前の由来は発掘者の名前から。スーザンだからスー。 その隣、アイオワ州、デコラにあるトップリング・ゴライアスというブルワリーは、そのスーの名前を付けたビールを作っている。創業者は、子供のころその博物館をよく訪れてスーを眺めていたんだそう。 思い入れがあるのだろう、そのブルワリーにはスーの名前が付いたビールがいくつか

        今日は休みじゃ

          金沢に行ってきた

          この2月22日から23日に金沢に行ってきた。 以前からイヴ・クラインの展示が気になっていたので、行けたらいいな、ぐらいに思っていたのだけど、たまたまこの時期に時間が取れたのと、ちょっと気分を変えたい気持ちもあったので。 以下はそのメモ。 まとまった記事ではないけれど、よかったらどうぞ。 1日目今回、安かったので飛行機を利用した。自宅からの移動時間は同じぐらいだった。 利便性でいったら新幹線のほうがいい。ゆっくり座って朝ご飯を食べながら行くのは、初手から旅行モードに切り替わる

          金沢に行ってきた

          色を決めていった話

          久しぶりにプラモデルを作った。というか塗った。 忙しさの中、準備や後片付けが面倒で、なかなか手を動かせなかったが、いざ動かし始めるとスイスイ進んで楽しい。 楽しかったので、そのメモを書き付けた。 以下、主に色を決めていった話。 作ったのは海洋堂の「ARTPLA ゆるキャン△ カプセル版」の大垣千明と志摩リン。 BOMEさんによる塗装見本はあらかじめウェブやSNSで見ていた。 それはアニメに忠実で、同じことをやっても太刀打ちできないな、と思ったので、色は替えて塗ることにした(

          色を決めていった話

          写真でひと言

          以前、「しばらくプラモデルに触れないので、雰囲気だけでも、と思って写真集とかウェブを眺めている」というようなツイートをしたのだけど、ツイートだとすぐ埋もれてしまうのでここにまとめてみた。 すぐに忘れるようなアイディアは大したことはないものかも知れないけど、自分用のメモとして。 もっと資料性の高いものもあるのだろうけど、お勉強っぽくなると億劫にもなる。 ぼんやりと、完成した先のプラモデルの所在とその雰囲気を読む感じで眺めている。 ひと言感想は、単に思い浮かんだことを無責任に並

          写真でひと言

          リアシートまで

          引き続き「1966 Ford Galaxie 500」とウィリアム・エグルストンから話を始めて、その周辺をブラブラしてみる。 僕はリビングモデラーで、忙しい時期はプラモデルに触ることができない。年末年始はまさにそんな時期で、その「年始」がまだ続いている。だから、買ってあったキットの箱を開けてパーツを眺めたり、説明書をパラパラめくって脳内で遊んでいる(もちろん新しく買って積んでもいる)。 これはこれで楽しい。 先の「Ford Galaxie」についても、眺めながら作業工程のシ

          リアシートまで

          少しずれていたものが重なった

          少し前にAMT/ERTLの「1/25 1966 Ford Galaxie 500」を買って、少しずつ作っている。 大きなきっかけは、bantowblogさんのツイートやspaceで話されている内容に惹かれたからだ。でもその前段の出来事がちょっとあって、それらがもつれ合って動機になった。動機なんて一瞬あれば成立するものだけど、何にしても、そこに至るにはそれなりの経緯がある、と思う。 今回の事は、ぼくの人生の中ではあんまり起こらないようなことだったので、ちょっとメモしておこうと思

          少しずれていたものが重なった