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世界を偏って見てませんか?真逆の意見も取り入れる力が信頼を生む理由

おはようございます。TAKAです!

人は、気づかないうちに「偏った世界」を見てしまう生き物です。
たとえば、賃貸派なら「賃貸が良い理由」ばかり目につき、購入派なら「家を買うべき理由」ばかり集めてしまう。
これには、ちゃんとした心理的な理由があります。



偏った世界を見てしまう原因

  1. 確証バイアス
     私たちは、自分が信じたい情報だけを集める傾向があります。
     「賃貸のほうが自由でいいな」と思ったら、その考えを補強する情報ばかりを探してしまう。逆に反対意見には無意識に目を背けがちです。

  2. SNSのアルゴリズム
     SNSや検索エンジンは、私たちが「好きそうな情報」を優先的に見せる仕組みです。
     たとえば、ミニマリストの記事を読んだら、次から次へと関連情報が表示されてしまい、「他の選択肢」が目に入りにくくなります。

  3. コミュニティの影響
     自分と似た価値観の人たちとつながると、そのコミュニティの意見が「世間の常識」のように感じてしまう。
     これが視野を狭めてしまう原因になります。


偏りが仕事や営業にも影響を与える

この「偏り」は、実は仕事や営業にも影響を与えます。
自分が信じる意見だけで提案をすると、相手が不安に思っていることや反対意見をカバーできなくなり、結果として信頼を失うことも。

たとえば、
「この商品は絶対に良いですよ!」
とメリットばかりを押しつけると、相手は「この人は本当に全体を理解しているの?」と疑問を感じます。
逆に、デメリットも含めてしっかり説明し、それに対するカバー策まで提案できる人は、「信頼できる」と思われやすいです。


偏りを防ぐためにできること

  1. 真逆の意見を意識的に調べる
     賃貸派なら「購入のメリット」、添加物が悪いと思うなら「添加物のメリット」を探してみる。
     こうすることで、よりバランスの取れた視点を持てるようになります。

  2. 自分の思い込みを疑う
     「これが正解だ!」と思ったときほど、「本当にそうだろうか?」と立ち止まる習慣をつける。
     思い込みを解消することで、広い視野を持つことができます。

  3. 多様なコミュニティに参加する
     同じ価値観の人たちだけでなく、異なる考え方を持つ人たちともつながると、視野が広がります。
     仕事でもプライベートでも、この多様性が強みになります。


偏りをなくすことで広がる可能性

自分の世界の見え方を変えることは、自分の選択肢を増やすだけでなく、他人との信頼関係を築くうえでも大きな力になります。
メリットもデメリットも伝えられる人は、仕事でも「この人は信頼できる」と選ばれやすいです。

だからこそ、自分の選択を正しいものにするためにも、真逆の意見や情報にも目を向ける習慣をつけたいですね。
そうすることで、もっと自由で納得感のある世界をつくっていけるはずです。

では、また明日お会いしましょう!
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