サンノハチ~人間が売ることの意味
久しぶりの更新となってしまいました。
今日は「人間が売ること」の意味について少しだけ書きたいと思っています。
みなさんは、お買い物の時、どんな視点でモノを買いますか?
私は最近「偶然性」を求めて買い物にいくことが増えてきました。
何故ならば、日常の買い物がどんどん目的化しており、
ワンパターンになりがちであることに気付いたからです。
例えば書籍。Amazonで買うといつも関心があるテーマのものを目的を持って購入します。関連性のある商品を推薦されることもありますが、「偶然の珠玉の1冊」との出会いはほぼありません。
反面、本屋さんに行けば、「ジャケットから発せられるパワー」や「店主のセレクト視点」「一覧性による比較検討」など、偶然の出会いがたくさんあり、何気なく手に取った本の中にビックリするほど素晴らしいものがあったりします。
効率と相反するこういった出会いこそが、
これからますます大切になってくると思っています。
今日紹介する那須塩原市にあるサンノハチというお店はまさにそれを体現しており、POPがほとんどありません。
その理由は「お一人お一人生活パターンも、好みも全く違うので、その人にあったものをお勧めしたいから」。
よりパーソナル!お客様とお店の方は対話をして、偶然の出会いを楽しむのです。これこそが「人が売る意味」ではないかと思うのです。
そんなお話を、農業ビジネスマガジンという雑誌に書かせていただきました。よろしければ是非とも