「部分最適」はやめよう

日本人は「部分最適」が本当に得意である。これについて伝えると同時に自分にも言い聞かせたい。
そもそも「部分最適」とはなにか。知らない人も多いでしょう。
僕も調べたので簡単に言うと、会社でいうと一部署だけが最適化されること。人生でいうと、今だけ良くなって今後につながることのないこと。であると認識している。これは日本人が非常に得意なことである。

戦争を例にして説明する。日本とアメリカの戦争があった。
戦争の目的は何か?
誰でもわかる「勝つこと」だ。
それなら勝つために時間をかけるべきである。
その時日本は何をしていたのかというと
竹やりの練習や鋭い竹やりを作るのに時間をかけていた。
少しでも切れ味の良い竹やりを作るのに必死になっていた。
しかし、相手のアメリカには拳銃1個でころされてしまう。
結局、無駄であったのだ。完全に「部分最適」である。

いま、会社やバイト先、個人の勉強でもそうだろう。
自分が今取り組んでいることは部分最適ではないのか?
やっている時間が無駄ではないのか?
自問自答することが大事である。
しかし、多くの人は部分最適ということに気づいていない。
あほなんでしょうか。
5時間かかる仕事をお金を払って1時間で済むのであればそっちを選ぶべきだし、今やっていることが「全体最適」(会社でいう売り上げ)につながらないのであればすぐにでもやめるかやり方を変える必要がある。

これは個人においても同じであると考える。
自分が今していることが目標や目的からずれていないのか確認することも大事である。
この学びから僕の業務速度は大きく変わった。
まず、タスクを洗い出し、優先順位をつける。
それからすべてのタスクが何のためのものか見直すことで、必要のないタスクや時間短縮できるものが浮き出てくる。
すると、やるべきことがはっきりとされ、タスクに対して集中して取り組めるようになったのだ。

自分の生きていくうえでも目的は人それぞれ違うが、それぞれの目的に対して「全体最適」できているのかを考えることも大事である。

以上、最近の学びでした。

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窪田貴史
沖永良部島→福岡 北九州/体育会フットサル部#11/地域創生学群/海外留学/島魂