やられたらやり返せ。それが財産になる。笑

タイトルが意味不明だと思います。

簡単に訳すと、先輩から受けたものは後輩に返せということです。地元でもこういうのは強く根付いていたのと、大学の先輩からはやられにやられまくってきたので、必ず後輩に返してやろうと、心に決めてました笑

ってのは半分冗談で、、

僕のような実力もない、影響力もない奴がなぜモチベーションを保って、全国大会を目指してやり続けてこれたのかを書こうと思います。

圧倒的に1年生の頃の影響です。僕が入学した時に可愛がってくださった先輩がいます。T先輩です。その人はその時4年生なので僕の3つ上です。その先輩は、めちゃめちゃにストイックでした。今まで出会った人の中で圧倒的に1番ストイックでした。妥協とかぬるい考え、お酒、パリピみたいなのが大っ嫌いで、筋トレと犬が大好きな人でした。

僕達一年生の中で4人が気に入られてしまい?鍛えてくれました。その時は本当に地獄でした。今でも忘れません。20〜23時の練習が終わったら23:30には近くの河川敷に集合(チャリ禁止走りで行くしかない)そこからスクワット系、アジリティ系、走り、走り、走り、筋トレ、また走り、先輩1人と僕達4人で、終わるのは1:30〜2:00です。ヘドが出るほどキツかったです。トレーニング終わってみんなで話しながら歩いて帰る時は清々しかったです。

これだけなら良い先輩に見えるかもしれない。こんなのじゃ終わらない。授業のない先輩は僕を筋トレに誘います。「授業です」「どっちが大事だよ?」「勝ちてえんだろ?」「はい、今から行きます」こんな感じですね。あとは5人で遊びに行くと決定権は1人一票ありT先輩は五票の力があるという、4人が頑張っても先輩の方が票が多いやないか、まぁこれは理不尽すぎたから、僕も先輩になった時に使うようにしたけど笑 そのせいで、ドブのような川にパンツ一丁で飛び込んだり、ウイイレで負けて腕立て500回させられたり、たくさん出てきます笑

けどその分、期待してくださっていて

練習試合の後は、ルーズリーフにぎっしりと、良かった点、悪かった点、どうしたらいいのか、これからの課題、成果など、パンパンに書いて写真撮って送ってくださったり、腐る暇もないくらい追い込まれたけど今考えたら感謝しかないです。モチベーションが下がるっていうことは全くなかったです。

1年の夏は全国で予選リーグ敗退。僕はベンチに入れたが出場なし、負けて悔しがってる先輩方を見て、俺はこの人達と同じ舞台でやりたいと、強く思いました。その時、覚悟を決めるってこのことやと思いながら、揺るがぬ目標を自分の中で立てました。と同時にT先輩は引退。最後の飲み会ではどうしても涙が出てしまい玄関の方でT先輩に、感謝を伝えました。その時周り見たら他の3人も全員号泣。何ヶ月間かの関係でこんなにも感情が爆発するってのは初めてで、もういじめられることもフットサルできなくなることも考えると、悲しかった。

その先輩は、僕は本当に尊敬している。結婚式も僕達は招待を受けたが、九州大会とかぶってしまい行けなかったが、わざわざ遊びに来てくださったり、僕が行くこともある。四年生と1年生の関係なのにこんなにも続いているのはあの人の人間性であり、僕らに対して本気で向き合ってくれたあの時間があるからだと思う。僕はT先輩のようになりたいとおもった。

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僕は、自分より下手くそは嫌いだった。プレーがうまくいかない時は下手くそな奴のせいにしたり、周りの意見はほぼ聞かないタイプだった。けど一個下のR君とは仲良くてフットサルについて熱く語りあう関係にいた。長期休みは同棲してフットサルとバイト漬けの日々を共に過ごしたり、同級生みたいな後輩だった。そいつに教えてもらう事はたくさんあった、その中でも周りの意見を聞くってことを僕に言い続けてくれて、俺がイラついていても「タカさん、今のあいつの意見聞いたっすか?」とか「下手な奴の意見も一旦受け入れるの大事っすよ」とか言って当たり前のことなのに教えてくれた。そいつとは、全国の舞台に必ず立とうと約束していたし、厚い信頼関係があったからこそ言ってくれたんだと思う。Rとはこれからも熱く話せるなぁ、まぁプロに行ってほしいかな。笑

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2個下にはお調子者が勢ぞろい!!ほぼ全員お調子者のクソガキで昔の自分を見ているようだった笑 だからとことんいじめたしとことん怒ったし、とことん遊んだ!気持ち入ってない時は呼び出してブチ切れたし、チームがぬるいときは理不尽にそいつらにブチ切れたりしたし、今思えばクソな先輩かもだけど、勝つ為に必要だったから何も思わない。全然うまくならなくて、それでも練習に来て、必死にボール追いかけて、結果が出たのは最後の全国。2年生でセット組んで試合に出るまでになった。俺は涙が出てしまって、アップゾーンに投げたけど、本当に嬉しかった。頼もしかった。大っ嫌いな後輩とか1人もおらんし、みんな好きやからこそ、勝ちたいからこそ言い続けたし、本気でぶつかった。ありがとう2年生。

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僕が目指していたT先輩みたいになれたのかどうかはわからないが、同じこと、それ以上のことを後輩にしてきたつもりだ。必ず卒業してからも付き合っていける仲間だと思う。

人と本気で向き合う事の大切さを教えてくれたのは、一回だけ行ったインターンシップでの学びだった。2泊3日の山籠りインターンで、嫌という程人と向き合った。そこでの学びは僕の人生の中で大きな影響を与えている。

まとまりはないが、大切な後輩に出会えて本当に良かった。

留学まであと1週間。不安で押しつぶされそうだけど、やったろ。

人生楽しんだもん勝ちっしょ!!!!

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窪田貴史
沖永良部島→福岡 北九州/体育会フットサル部#11/地域創生学群/海外留学/島魂