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活人マシーン誕生秘話最終話治すのでなく活かすのだ

こんにちは😃
令和の活人マシーンTAKAです。


私は現在、名古屋で自律神経専門の鍼灸院を営んでおり、日々多くの悩める患者さんに希望の光を灯す仕事をしています。


このブログのシリーズでは自分が現在に至るまでの誕生秘話を整理しています。

さて、前回からの続きです。


自律神経専門の鍼灸院という旗を掲げて、数多くの自律神経症状の患者さんわ見る機会を得た。


めまい、耳鳴り、うつ、不眠、動悸、息苦しさ、パニック、胃腸障害、女性の悩み、多汗 など


そして、順調に症状が改善することもあれば、全く改善しない時もあった。

それゆえに、ガムシャラに治したいという気持ちが強くなることが多かった。

その貪欲さ故に技術の勉強に勤しんだ。


それでもは良くならない患者さんもいた


『いったい何が悪いのか』

『今の治療法よりももっと良いやり方があるのか⁈』


こんな問いを自分だけでなく、同業者の仲間にもぶつけていた。

その答えは誰も持っては無かった

そもそも答えを探すことが間違えだった。

そんなある日、経営の先生にこんな助言を頂いた。


『通ってる患者さんの声をもっと聞きなさい』

その声とは

『なぜ、うちに来院したのか?』

『なぜ、通い続けてくれてるのか?』

このように、シンプルだけど改めて聞けていなかったことを患者さんたちにぶつけてみた。

そこでは思いがけない答えが返ってきた。

多くの患者さんが口にしたのは

『初めて電話した時に先生がお任せくださいって、言ってくれたから救われた気持ちになった』


『病院では対処してもらえず、絶望していた中、藁にもすがる思いで辿り着いた鍼灸院で、救われた』


こんな事実を言われた

私はその時気づいた。

あの時と同じだと


私が25歳の時に自分の難病に絶望した時に、希望を取り戻したきっかけになった鍼灸との出会いを

希望を取り戻したのは、症状が劇的に改善したわけではない


数々の病院でも対処できず、この世には治療法がないのかと絶望していたところに

『鍼灸』という新たな可能性を見いだせたとき

『治せない』というネガティブで満たされた心が、『可能性は他にもある』というポジティブに切り替わったからだ

すなわち


私のこと頼ってくれてる人達は

病や辛い症状に囚われたネガティブな心を希望を持ったポジティブな心にしてくれる

そこに価値を感じて通っている


そして、ポジティブになれた患者さんは症状も改善していってる


ということは

症状が治ってるのは患者さん自身の力なのだと気づいた


だから、私の使命は


『治すのではなく、活かすのである。』


そう気づいた

それに気づいてから、普段の治療で迷うことや行き詰まることはなくなった。

技術を磨き続けることは大事だが、私の場合はこの心構えを忘れないことが最も大事なのだと

今の私の原動力となっている過去の出来事に、今を切り開く力がある

そして、長引くコロナ禍でネガティブな感情が蔓延する世の中にこそ私が役に立てることが多いと気づく


ネガティブな時代をポジティブにするために今日も人々を活かし続けます。


『そ〜れ♪ハッスルハッスル♪』


終わり