転倒しないための足作りを知ってほしい
転倒によって生じること・・・
現代、高齢化社会において「転倒」は認知症とならび、大きな社会問題となっています。
特に「転倒」は一度起してしまうことで、股関節や大腿骨などの骨折により最悪の場合、手術→入院→寝たきりという状況になってしまうことも多々あります。
このようなケースにならないためにも、転倒しないための足づくり(運動)は必須であると以前より感じております。
患者さんからの要望もあり
日々の臨床で患者さんからは様々なご要望をいただき、治療を行います。
・腰が痛いのが辛い
・仕事をしていると肩が凝ってしまう
・数年前からの足のしびれが取れないなど
日常はこれらの訴えを解決すべく、鍼治療を行っています。
しかしながら以前より、相談されることの多い悩み?訴え?として、多い事例に「足が弱くなり転倒しそう・・・」「足が弱って歩行が辛い・・・」
「階段などで足が上がりにくい・・・」といった相談が多々ありました。
わかります!その辛さはわかっているつもりです!
しかし鍼治療では痛みを取り除き、歩行をスムーズにすることは可能なんでしょうが、足を強くしたり、安定した歩行を獲得することって難しいんですよね。私には・・・日々のジレンマでもありました。
今まで得た経験を生かして!
約2~3年前、とあるきっかけから青竹踏みを作ることになりました。
すべて手作りの青竹踏みです。(詳細は追ってお話しさせていただきます)
目的は販売することでしたが、せっかくの商品を何か踏む以外に使えないかな?と考えていたところ、足の運動に使える!ってあるとき閃いたのです!
これはスポーツ現場での長きにわたる経験が生きています。
ケガをした選手のリハビリ=足に不安を抱えた方の運動
実際の方向性は同じであるということを・・・
筋も大事!でも神経はもっと大事!
安定した歩行や足を維持継続していくには、筋トレが大切なことは周知の如くであります。世の中、多くの方が取り組み、認識しています。
ただ、わかってはいてもなかなか
継続できない・・・
きつくて飽きてしまう・・・
効果が目に見えてこない・・・
自宅では実施が困難・・・といった理由で継続が難しいようです。
(もちろんきちんと実施&継続出来ている方も多いですが)
筋はもちろん大事です!何度も言いますが、大事!
ですが、咄嗟に「転びそうなとき」や「障害物をよけるとき」って〇〇神経が良いってよく言われますよね?
そう反射神経です!
安定した歩行や足に大切な機能として、筋トレ+神経系の運動は不可欠なんです!
高齢者に限らず、スポーツ選手がケガからの復帰の際ににも神経系のトレーニングは必須で行います。
「神経を促通する」
「常に神経の通った足をつくる」
★これらをわかりやすく言うと・・・
神経を筋肉のように鍛える&強くする運動✖
ではなく・・・
備え持った、使用していない神経を改めて使用する運動〇
例えば、足の指をグ―・チョキ・パーする動作って言われてすぐには出来ない人って多いですよね?
でもこれって足の神経を促通させる運動をすることで、ある程度は出来るようになるんです。
次回は実際に青竹踏みを使ってどのように行うかをお話しさせて頂けたらと思います!本日もご購読いただき、ありがとうございます。