鈴木宗男議員の訪ロに思うこと
世間からかなりバッシングを受けているようですが、その世間って何でしょうか。
世論ですか?
その世論を誘導しているのはどこでしょうか?
そんなに悪いことなのか?
あの方は所属政党である維新の会に無断で、あるいは方針に背いてロシアへ行き、北方四島への墓参の再会などについて話し合われました。
良くわかりませんが維新の会にとって一連の行動が都合が悪かったのかもしれません。
しかし維新は置いておいて、国民の代表としてロシアを訪問し活動することがそれほど罪深いことなのでしょうか。
上川外相は鈴木議員からの報告を受けるつもりはないとする一方で、ウクライナへの訪問には前向きのようです。
鈴木宗男氏から「訪露の説明受ける予定ない」 上川外相(産経新聞) - Yahoo!ニュース
上川陽子外相「しかるべきタイミングでウクライナ訪問したい」 前任の林氏は9月に訪問(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース
水戸黄門的世界観
鈴木議員がせっかく訪ロしたのに話も聞かず、前の外相が行ったのにまた自分もウクライナへ出向くって、めちゃめちゃ偏っている氣がします。
喧嘩両成敗という言葉があります。
どちらかが100%悪で、どちらかが100%正義という状況は水戸黄門のドラマの中だけに存在します。
ジャイアンの言い分だけを聞いてのび太の言い分を聞かない先生を私は想像できません。
どちらの言い分も聞いて、なるべく丸く収まる方向に持っていく仲裁役を果たすのが日本の役割だと思うのですが、違うのでしょうか。
こうなってしまうカラクリ
はっきり言いますと、
ロシア叩くべしの世論を形成させているのはメディアです。
そのバックに居るのがネオコンが支配するホワイトハウスです。
メディアを使ってウクライナ支援の世論を盛り上げ日本の予算を使わせることが彼ら戦争屋の狙いです。
その工作が功を奏し、悪代官ロシアが弱いウクライナをいじめているという非常に単純な水戸黄門的勧善懲悪ストーリーに同調する日本人が多いのは残念なことです。
しかし欧米のほとんどの国の国民は日本人ほど洗脳度が高くないのでウクライナ支援はもうやめようという動きが優勢です。
プーチン大統領は、日本政府の頑なな姿勢に
「日本が窓を閉ざした」
プーチン氏、日露関係「日本が窓を閉ざした」 一方で対話に含みも(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
と発言しました。
アメリカのポチと呼ばれても仕方がないですね。
日本はアメリカの尻の下
プーチン大統領は日本と協力関係を築きたいと思っているはずですが、それをさせたくないアメリカの存在があります。
裏で鈴木議員を徹底的に叩けと言う指示が出ているのでしょう。
もちろん引き続き日本人を徹底的にロシア嫌い、ウクライナファンにするという工作も継続中です。
それにまんまとやられて、自ら進んでロシアとの関係を台無しにしているのが今の日本政府と日本国民なのです。
日本の取るべき道
ロシアはこれまで通りウクライナが緩衝地帯となってモスクワがNATOの脅威に直接さらされなければ満足するはずです。
これはあくまで一つの見方ですが、NATOが強引にウクライナを陣営に引き入れようとしたため、軍事的なバランスが崩れることを恐れたプーチンが強硬手段に出たと見ることができます。
ロシアの行動が良いか悪いかは置いておいて、日本は停戦、和平への道を提案するべきだと思います。
今も毎日1000人くらいのペースで人命が失われています。
今さらロシアにウクライナ東部を全部返せというのは非現実的ですし日本にそんな力はありません。
もちろんウクライナ支援は即刻中止しその分を国内に回しましょう。
このまま支援を続けても武器は無駄に消費され、戦争屋を儲けさせるだけです。
メディアのプロパガンダに騙されてはいけません。
おしまい
裏側を想像する癖を付ける!
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