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本日はニイナメサイ転じて勤労感謝の日

本日11月23日は国民の祝日「勤労感謝の日」

勤労をたっとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあうことが趣旨であるとされています。

確かに勤労者や勤労の成果を互いに称え合い感謝するのは良いことですので普段からやればよいと思います。

それはそうなのですが、一つ氣になるのは昭和22年までこの日は新嘗祭(ニイナメサイ)という別の名前の祝日であったということです。

今回は戦後に無くなってしまった新嘗祭の意味と、そこから導かれる日本人にとって超重要なあのことについて考えてみたいと思います。


新嘗祭とは

宮中では毎年11月23日に天皇が神々に豊作の感謝を伝える神事が行われ、全国各地の神社で祭りが開催されます。

新嘗祭は今も毎年行われている行事なのですが、戦後GHQ(進駐軍)の指導により祝日の名前や趣旨が変更されたため、この日にこのような行事が行われていることを知らない方が多いのではないでしょうか。

実は私も最近まで知りませんでした。
(;'∀')

戦後GHQによって祝日の名前と趣旨が変更された理由はいったい何だったのでしょうか。

なぜ「勤労感謝」なのか

諸説あるようですが、私なりの考察を含め列挙しますとこんな感じです。

  • 国民と天皇・神道との結びつきを弱める

  • 農業だけでなく全産業の生産物や従事者を平等に扱い感謝し合う意識を育てる

GHQは天皇を中心として成り立っていた日本の社会の在り方を変えることで日本の弱体化を図っていましたので一つ目の理由は当然と言えます。

二つ目は農業など一次産業が中心だったのは昔の時代で今は違うからという理由で、これも当然と言えば当然です。

ですがこれには裏があり、一つ目と同じで日本を弱体化しコントロールし易い国にすることが目的ではないかと私は考えております。

その理由をご説明します。

真の目的は日本弱体化?

国内での食料の供給が間に合わなければ食料を輸入することになり、現にわが国では今それに頼っていますが、戦争など社会的混乱によって必要な分の食料の輸入がストップしたら途端に途端に国民は飢えてしまいます。

たとえ混乱はなくても輸出国によって食料を外交カードに使われると我が国は極めて不利な立場に立たされます。

食料を輸出できるほどたくさん生産できる国は強く、食料を輸入に頼らなければならない国は弱いということですので、その国の農業を衰退させることが国そのものを弱体化させることと同じなのです。

新嘗祭は豊作を祝う行事です。

国民に農業や食料自給の大切さを想起させる重要な役割を担う行事とも言えます。

GHQは新嘗祭の度に日本人に農業や食料自給の大切さを思い出されては困ると考えたのではないでしょうか。

戦後の日本が農業に力を入れはじめたら自分たちの作る小麦が日本に輸出きなくなりますからね。

日本の農業の現状

未だに米軍の支配下に置かれている日本の課題はたくさんありますが、日本が真の主権国家を目指すには、まず食料の国内安定供給体制を確立することが重要です。

食料の自給能力を十分に高めておくことは外国からコントロールされない主権国家であるための必須条件なのです。

ですので本来は補助金を出してでも守らなければならないのが農業(先進国では当然やっています)なのに、逆に農家いじめをして農業を衰退させる方向に進んでいます。

日本の食料自給率:農林水産省

日本の食料自給率は年々低下し、あろうことか現在は38%(カロリーベース)です。

上の記事には国民を少しでも安心させるためか「最近は下げ止まりました」みたいなことが書かれてありますが、この38%と言う数字が問題なのです。

これをもっと上げないといけません。

食料自給率の意味すら知らないタレント国会議員も排除!

自民党・森下千里氏「当選ほぼ確」も…「食料自給率の意味を答えられない」ひろゆきとの対談を掘り起こされて大炎上(SmartFLASH) - Yahoo!ニュース

日本でやりたい放題

肥料、農薬、除草剤、遺伝子組み換え種子...これらの販売で世界で大儲けしている巨大企業が存在します。

彼らは現地の農家の収入や消費者の健康といったことにはまったく関心が無く、如何にして稼ぐか しか考えていません。

ですので土壌をダメにし地下水を汚染し人や動物が病気になる除草剤や農薬を販売することに何のためらいもありません。

ところがグリホサートと言う除草剤の毒性が問題となりご当地のアメリカや多くの国で販売禁止となりました。

そこで目を付けたのがちょろい政治家と大手企業の悪口を絶対に言わないメディアが存在する日本です。

ラウンドアップと言う商品名をご存じの方が多いと思います。

Amazon.co.jp : 除草剤 ラウンドアップ

テレビでガンガン宣伝していますが外国では禁止されています。

彼らは日本をターゲットに危険な薬剤の売り込みをかけてきています。

彼らのビジネスに巻き込まれないためには自衛しかありません。

もちろん国レベルでそれが達成できれば良いのですが、この有様ですのですぐには難しいと思います。

問題に氣付く人が増え国民の意識が変わってくれば、自ずと道は開けていくと思います。

こんな取り組みも

友人から教えてもらった情報です。

生きている元気な土壌で栄養たっぷりに育った野菜には無農薬でも虫が付かないのだそうです。

まずは家庭菜園レベルからこういう取り組みをしてみるというのはいかがでしょうか。

この動画などを見てなるほどと思ったらDIYで確かめてみましょう。

人によると思いますが、私の場合は自分でやってみないと理解が深まりませんしアイデアも湧いてこないし展開がないのです。

うまく行きそうならどんどんみんなで広げていけばそのうち悪徳企業は退散すると思います。

参考記事:
新嘗祭の内容や起源をわかりやすく解説。勤労感謝の日との関係は? | 日本の歴史の面白さを紹介!日本史はくぶつかん

おしまい

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