雑感「EUREKA/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」
夏休みにAmazon Primeにて、交響詩篇エウレカセブンの完結編となる劇場版「EUREKA」を視聴した。これまでのエウレカセブンの世界を包摂し、主人公のレントン・エウレカの物語を締めくくっている。エウレカの人間的な成長と次世代への引継ぎがテーマ。TVシリーズから拾い続けてきた愛好者としても受け入れることが出来た。ネット上の映画評論サイトでは賛否の声。主に否が目立った。TVシリーズのテイストやキャラクターが好きだった人を思えば不満や嘆きもわからなくない。けれど、公式サイトで22年12月末まで公開とされている劇場来場者特典の動画1h×4本を見て、監督ご本人からの諸々のお話を聴いて、現時点でのBestとしてまとめられたと理解できた。僕にとっての交響詩篇エウレカセブンの魅力は、月並みだけど、メカものとしてのカッコよさ、疾走感やスタイリッシュさ。テクノはじめ主題歌、劇中歌など音楽へのこだわり、ストーリーの奥深さ、読み応え、たまに手に負えなくなってぐちゃぐちゃになる感じの青臭さ等。そして、キャラクターの個性、物語も心揺さぶられた。AOや劇ポケなど、これまでの世界観やキャラ設定が覆って、冷や水ぶっかけられたようなショック体験も含めて良い思い出。物語の広げ方、キャラ設定の可能性の豊かさみたいなものも楽しませてもらえた。総括して次に進んでいくことの大切さ、まとまった塊の仕事に携われることの魅力や良さが印象に残りました。
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