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[2024-11-8] マーケット振り返り (日経平均・TOPIX・グロース)
日経平均の動向
11月8日、日経平均株価は反発し、118円96銭高(+0.30%)の39,500.37円で取引を終えた。前日の米ハイテク株の上昇が影響し、朝方には一時400円以上上昇し、節目の4万円に接近。しかし、利益確定売りが増えたことで上値は重く、午後には一時マイナス圏に転じた。
東京市場の全体概況
前日の米市場では、NYダウが小幅に下落したが、ナスダックとS&P500は最高値を更新し、東京市場にも影響を与えた。日本株はこの流れを受け上昇で始まったが、週末を控えた慎重な姿勢や利益確定売りが重なり、後場では伸び悩む場面が見られた。
業種別動向
東証33業種中、上昇したのは15業種。サービス業や金融、情報通信業などが特に強かった。一方、パルプ・紙、輸送用機器、ゴム製品などの業種は下落が目立ち、弱含む動きとなった。
個別銘柄の動向
川崎重工や三菱重工が堅調に推移し、リクルートやソフトバンクグループ(SBG)も上昇した。業績の下方修正や人員削減の発表を行った日産自動車は大幅安、資生堂も大きく下げる展開となった。東証プライム市場では、I-PEXが上昇率トップ、逆にアンビスホールディングスやユニチカが大幅下落となった。
米利下げの影響
米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げを行い、米経済の堅調な先行きが期待されたことが、東京市場の投資家心理を支えた。また、為替市場で円高の動きが見られ、輸出関連銘柄には影響を与えた。
取引の概況
東証プライムの売買高は約24億株、売買代金は5兆2651億円に達した。値上がり銘柄は632、値下がりは971となり、活発な売買が行われた。