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音楽から学べる哲学書
ベストセラー作家の牧隆弘さんが「稚拙な文章でも、自分で書く。もう、後ろは振り向かない。」とFacebookに投稿されていた。コメント欄に「誠にご無沙汰しております‥‥」と申し上げ、Bostonレッドソックス基、Boston-Don't Look BackのYouTube動画も一緒にお送りした。すると、牧さんは「‥‥(略)‥‥『音楽から学べる哲学書』を電子書籍で出したらどうですか ? 分かりやすい表現でね。^_^」とお返事くださった。それを受けてこの文を書いている。
牧さんはマーケティングのエキスパートで、彼のおっしゃられるアドバイスのこのお言葉の内容がとても楽しそうに感じられ、記している。彼はギターの秀れた演奏家でもあり、様々な方々と楽しそうな活動をなされている。
自分の活動はFacebookが主であり、有難きことに同志・仲間にも大変恵まれている。現在、主要なSNSが規制・言動の削除などに大きく動いていることは大変、残念なことであるが、三木清は「旅について」に於いて「開放といふのは或る物からの自由であり、このやうな自由は消極的な自由に過ぎない。‥‥真の自由は物においての自由である」と述べている。この「或る物」を「言論の自由に偏重を有しているSNS」と置き換えよう。「開放というのは言論の自由に偏重を有しているSNSからの自由であり、このような自由は消極的な自由に過ぎない。‥‥真の自由はこのような抑圧的なSNSにおいての自由である」
類似の違う幾つかのSNSでの活動を呼びかけながらも、自身はまだそれを実行できないでいる。アカウントを何度も凍結されている方々がいることを念頭に置いておくことは重要事項であるように感じられる。
さて、想わず固い内容のことを述べてしまった。これからは、音「楽」だけに「楽しい」文章を記していこう。
昔、母は結婚式に呼ばれ、『二人でお酒を』を歌ってしまった、と後悔していた。「恨みっこなしで別れましょうね」と永遠の愛を寿ぐ場で歌ってしまった、と。だが、吾が母は胡座までかいて熱演したらしく、結構、好評であった由である。
題名だけのイメージで歌を選択するとこういうことが起きがちである。おっちょこちょいの彼女だけにまったく悪意はなく、そんな彼女だから、華燭の典の皆様も喜んでくださったのだろう。
然るに、彼女の長子である自身もかなりのお調子者である。故に、数々の失敗は免れぬ運命にある。だが、彼女同様、まったく善意しかない、はずなので、様々な失礼はお許しいただきたく存じ候。
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