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【昔話】教則ビデオってまだあるの?

どうもこんにちは。崇(たかし)です。
今日はちょっとした昔話です。

自己紹介にもちょろっとだけ書きましたが、ぼくは学生時代にはギターを弾いており、バンド活動にも勤しんでおりました。
大学でのサークル活動で色々なライブハウスで演奏したり、一時はプロ向けのオーディションとかに出たりもしていたことがあります。

今でこそ完全に趣味の一つですが、中学~高校時代は本当にギターに夢中で、毎日部活が終わって家に帰ってから必死に練習を繰り返していたものです。

当時(20年以上前ですねぇ・・)、ギターを練習すると言ったら基本的にはいわゆる基礎練習に加えて、お気に入りのミュージシャンの曲をコピーして弾きまくるのがメインでした。楽譜やスコアなどもそんなには売っていないので、基本は「耳コピ」です。

後はそのミュージシャンの記事が掲載されている雑誌などがあれば、それを読み漁ったり、写真を見たりしてフォームやピッキングのスタイルを推測したりとか。

そんな中で、我々バンド少年がよく見ていたのが「教則ビデオ」というものです。
有名ミュージシャンが自分の名前で制作しており、実際の曲やアドリブ、サンプルフレーズなどを演奏してくれます。スコアとかもついていたりします。

当時は、しょっちゅうテレビに出演する国内の人気ミュージシャンを除いて、ミュージシャンが動いているところ、実際に演奏しているところを見る機会というのはほとんどありませんでした。
なので、結構いいお値段はしましたが、そういう教則ビデオなんかを仲間内で回しながら目を皿のようにして見ていたわけです。

当時はDVDなんてありませんので、「VHS」でしたね。。

そんな調子でしたので、初めてYoutubeが出てきて、ミュージシャンの演奏シーンが無料で見られることを知った時の衝撃はすごかったです。
「これ、何かの間違いなんじゃないか」
「見ると捕まるやつじゃないのか」
と仲間内で話題になったことを今でも覚えています。

今はもうYoutubeなど各種配信で世界中どんなミュージシャンの演奏でも無料で見ることができます。インスタライブなんかで生放送を見ることだってできたりします。

最近はあえてみませんが、楽器の教則なんかも今は動画で配信されているのでしょうね。

こうやって考えると「動画配信」という仕組みが、いかに多くの枠組みを根こそぎ変えてしまったかというのがよくわかりますね。
今日の思い出話は若い人には信じられないことでしょうが、書いている自分も信じられないくらい時代の隔たりを感じます。

きっとこの先も様々な技術革新が起こり、今では想像もしない形でコンテンツを受容する時代がやってくるのでしょう。

今日のぼくは「教則ビデオってものがあったよなー」ですが、20年後のぼくは「Youtubeなんてものがあったよなー」と、言っていることでしょう。

ちょっとした昔話でした。

今日は以上です。
ありがとうございました。

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