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子供にとって大事なことは、、


子供にとって親や身近な大人の接し方はとても大切だと感じます。良くも悪くも。子供たちを育てる立場にいる自分たちにとって、そこはプロフェッショナルな姿で向き合っていきたいと思っています。

今日はある子がボールを投げていて、全然当てられない。カゴに全然ボールが入らない。でも、ある子にとってはそんなものまだまだ挑戦過程で失敗してるうちに入らない。そんな場面がありました。

自分にはどうせ出来ないんだ、、

次はきっと出来るはずだ!

そのチャレンジや失敗をどう捉えるかで全然変わってきます。自己肯定感が高い低いで言われることがありますが、ここに関しては大人の接し方がとても大切なんだなと改めて感じました。それから大人に限らず、その子の周りの環境も。どこに身を置くかという話です。

よく子供の自己肯定感を高めるためには褒めることが大切、と言います。もちろん褒めることも大事だと思いますが、その前にもっと大事なことがあると僕は思っています。

そもそも。運動経験が豊富で上手に運動ができたりする子の自己肯定感は高いですし、どんどんチャレンジもしていきます。そして自信もついてくる。逆に、成功体験が少ない子や運動経験が少ない子は上手に体を動かすことが難しい、やっても出来ないんじゃないか、だから自信がないと感じてしまう。これは当然ですね。

何を褒める、どう褒めるか。

僕としては褒める前に失敗を失敗と感じさせないことであったり、その子に「良く見てるよ」という安心感を持たせることかなと感じています。失敗を失敗と感じさせないというのも、考え方やり方は色々ありますね。

子供が失敗したときに、「(成功してないけど)上手くできてるよ!」と伝える場面を見ます。これも一つの伝え方ですし、「それは失敗だよ。でもたった1回の失敗だね」と、これも一つの伝え方です

どちらが良い悪いというよりも、おそらくその場の雰囲気やその子の状況によって変わってくると思います。でも、勢いで褒める、とにかく褒めるということは、どちらかというとその場凌ぎの対応になることが少なくないような気がしています。

これ以外にも当然大切なことはありますが、意外とこのあたりは大人が見落としてるところなのかなと感じました。子供はちゃんと大人を見てますし、うわべだけの指導では引き出せないこともたくさんあるのだと思います。

今日はそんなある子に対して、このあたりを自分なりに咀嚼しながら伝えたり、色々なアプローチをして、なんとか楽しんでもらえたかな。そんな時間を過ごしました。

そして、これを周りの人が見て、どう感じるかも色々で、よくあの子をうまく説得できましたね。と捉える人もいます。なるほどー、そうも見えているのか、、と。笑

説得と納得、これは全然違います。マインドセットも同じようなところがあるなと思って、受ける側も言われたことで考えを固めるのではなく納得する、腑に落ちる、良いイメージが沸くことで前を向けます。考えを柔らかく持つこと。

それから、子供たちにとっては言葉でどうこうではなく周りの環境も大事です。楽しくスポーツと向き合う子達が周りに溢れていれば自分も楽しくなります。同年代やいつもの仲間という存在も大切ですが、自分より年上年下、普段会うことのない友達から引き出さられる力もまたあります。

自分の中にない雰囲気や感性に触れることが子供を成長させることは大いにありますよね。それは、大人も然り。

子供にとって大事なこと、、それは関わる大人がどうあるべきかにも繋がるなと思います。コーチをしっかり育成することにも繋がると思っているので、しっかり考えていきたいです。

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