エンゲージメント経営④:自分の動機は何型か診断してみる
読書ノート(44日目)
さて、本日もこちらの本から
エンゲージメントは
個人と組織に分けられるという
ことですが、今回紹介する話は
個人側のモチベーションについて
モチベーション理論は様々あり
こちらのサイトが網羅的に紹介が
されていそうなのでシェアします
人事コンサル会社のコーン・フェリー社は
マクレランド教授(ハーバード大 行動心理学)
の欲求理論を活用しているとのこと
(上記のサイトでは6番目に紹介されています
本書では④回避欲求の紹介はなく、
欲求は3種が紹介されていました)
なるほどなるほど、
本書には続きがあり、自分が何型かを
簡易的なテストで知ることができるそう
薄々勘づいている方も多いと思いますが…
Aが達成動機、Bが親和動機、Cがパワー動機です
皆さんは何型の特徴が強かったでしょうか?
僕の場合は、ほぼ全てAの選択肢だったので
達成動機が強いのだなと理解しました。
コーン・フェリー社での活用事例としては
とあるクライアント企業での
次期経営者選抜の時の参考にもされたそうです。
(最終的に2名の候補者がいる中で、
様々な視点で両名を評価するものの
どちらも甲乙つけがたいほど優秀である
という中で、2人の間に特徴に差が出たのが
この動機づけのタイプだったそうです)
前提として…
自身の動機と異なるタイプの言動を
理性を持って演じることもできるが、
強いプレッシャー下などの精神状態の中では
本来の自身の動機が前面に顔を出してくるとの事。
経営者ともなれば日々のプレッシャーから
そのような状況に置かれることも多々あるはず。
その時のクライアント企業の状況は
変革と選択と集中(一部リストラ)が必要と考え、
パワー動機・達成動機の強い常務が抜擢された。
一方で対立候補だった親和動機が強かった専務は
副社長として昇進し、
新社長を支える黒子としての活躍を期待された
その後の後日談は紹介されていませんでしたが、
次期経営者を育成・選抜するプロセスは
各社で様々な工夫がされており興味深い内容です。
という事で、動機づけの理論から
経営者選抜への活用までを
紹介してみました。
それではまた明日―!
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