オードリー・タン 日本人のためのデジタル未来学②:台湾でのマスクマップのエピソード紹介
読書ノート(57日目)
さて、本日もこちらの本からです。
今日はオードリー・タンさんの
功績の中でも有名なコロナ禍での
マスクマップの開発について。
「誰もが使えるという事が重要」として
スマホやネットが使えない人も、
昼間お店に並ぶ時間がない人も、
公平にマスクを買える機会を提供するという
公平性を重視した方針や、
マスクマップの「在庫あり」表示問題
が起きた時も、薬局店員の方で
アナログで「在庫なし」と入力できる
機能を追加するなど、
オードリー・タンさんの一連の言動から
すごく単純な感想ですが…
「有言実行で、とても頼もしいなぁ。
この人に任せたら社会が良くなりそう」
と率直に感じました。
何がそう思わせるのかなと考えてみると…
人々が叶えて欲しい目的に対してブレないこと。
周囲を巻き込み実現させるスピード感。
トラブルが起きても簡単に諦めず解決させること。
そんな姿が頼もしく感じるのかなと。
…あれ、これって普段の自分の仕事でも同じだ。
叶えたい目的を明確にして、
スピード感を持って、トラブルも乗り越えていく姿。
そういう時って、僕自身の体験を振り返ってみると
何かの使命感を感じているときに起きていた…
そんな気がしています。
目の前の仕事に対して、使命感を感じられるまで
仕事の意味づけを自分の価値観と合わせて解釈する、
そうすれば、「やり抜く力(Grid)」に
結び付くのかもしれない… そんなことを思いました。
いま、次々と来る仕事のタスクに追われ始めていて
忙しくなっているからこそ、
本来の叶えたい目的を忘れてはいけない、
という自戒の意味をこめて
オードリー・タンさんの事を思い出したくて
今日はこの話を紹介してみました。
それではまた明日ー!