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テントサウナ事業者が選ぶオススメアイテム一式
こんにちは。
0からサウナ開業までのプロセスを発信中のタカです!
テントサウナ持ってる人も購入希望者も増えてきて「何が必要?」という声が多いのでお答えします。
駆け出し事業者目線からコストを掛けても良いサウナ中級者から、コスパ良くテントサウナを始めたい初心者目線でもご紹介。どちらも実際に使用してみて良かった物を紹介しますね。
一応権威付けってほどではないけどテントサウナレンタル事業をしています。
僕が初めてテントサウナを使用した際の動画が2万回以上再生されていて、需要があるのだと感じた。(※sotoburoさん案件待ってます…笑)
本記事を読めばテントサウナに必要な道具が分かります!
テントサウナ&ストーブ
僕が主に使用しているメインのテントサウナ。サウナ中級者〜上級者用。「世界1暑いテントサウナ」という超過大すぎると思われるキャッチコピーに惹かれ購入。実際に使用してみると今まで体験したテントサウナが最暖室と勘違いするくらいに別次元の物だと感じた。外気温が下がる冬場でも安定して100℃以上を保っているのに驚愕。
メリット
ロゴかっこいい
ポップアップ式で設営が楽
生地が厚いので冬場のキャンプでも寝れる
災害が起きたときはこのテント持ってれば最強。
デメリット
高い
コンパクトすぎてアウフグースできない
汚したくない欲が出る(メンテめんどくさい)
お客さんに最高のテントサウナを提供したいのでsotoburoを出張サービスで使用してるが完全に後悔。笑 高価なので毎回設営〜撤収を繰り返すとテントが消耗する。高価なテントを買ったなら常設するのがオススメ。
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直径9cm,長さ30cmの煙突が6本付いてるけど繋ぎ合わせるのが毎回面倒くさい。僕は常設する場がないのでなるべく効率良く組み合わせるためにホンマ製作所さんのφ90mmのT笠1本と直筒 φ90mmを2本の計3本を常備。
煙突繋ぎ目にバンドを付けると横風に煽られず安全に使用できます。
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sotoburoテント&ストーブの事を書くとそれだけで1記事になってしまうので今度改めて書きます。
初めてテントサウナ買う方やサウナに特別なこだわりがない方は安物製品で充分です!冬以外の季節はしっかり汗かける(真冬でも薪の焚べ方次第で熱くなる)中華OEMは安くて偉大。
メリット
安い
ポップアップ式で設営が楽
大きめな窓があり開放感溢れる
適当に扱える(汚しても気にならない)
テントサウナは消耗品なので趣味レベルならコスパ重視しましょう。
デメリット
安っぽい
真冬に何も工夫しないと寒い
排気口が付いていない
排気口が付いていないのは安全面で問題有り(スカスカなのでそもそも排気し続けてる)なので念の為にカッターで穴開けて新鮮な空気の通り道作ってあげましょう!
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ストーブは安くてアチアチなホンマ製作所さんの丸型薪ストーブがおすすめ。
煙突は別売りでなので直筒2セット軽4本と
エビ曲1個は必要。
輻射熱でアチアチすぎるので簡易的なガードを置いて熱を放射しましょう。
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持ってはいないですが新保製作所さんの「トトノエーラ」もコスパ良く反射板が既に付いてる状態でおすすめ。
耐久性に関してはA-41の方が向いているがこちらはサウナ用に作られていて、煙突が真っ直ぐに立つのでカッコ良い。両者とも3万円以内なのでコスパ抜群すぎる…
ストーブの下高温になるので耐火シート引いときましょう。
テントサウナ必須用品
テントサウナをする上でこれだけは最初から揃えておきましょう。
テントサウナストーブに適してるストーンの大きさは5~10cmでAmazonで見つけた物を購入。※適当に拾った石だと爆ぜると危険
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種類の違う石も欲しかったのでメルカリで国産富士山溶岩石も追加10kg購入した。
ストーンを持ち運ぶバッグは強度がある綿帆布制がオススメ。
テントサウナ付属の物は物足りないのでこちらのコスパが良い30cmのペグをテントのスカート用に
20cmのをテントロープ補助用に
打ち付けるハンマーはペグ専用でなくても良い。
薪を扱う際には耐熱グローブ必須。できれば手首まですっぽり被るやつが良い。軍手で何回手首を火傷したかわからないので注意しよう。
軍手と二重に付けるとより安全。
薪を焚べる火ばさみはバネが付いてると使いやすい。根は張るが写真を撮る時この形の火ばさみを持つとカッコいいんですよ笑
焚き付けの際はまず細い薪に点火し火を育てます。針葉樹が燃えやすくおすすめ。割り箸でも対応可能。
より早く点火するには何でも良いので着火剤使いましょ。雰囲気を壊さずブッシュクラフトを楽しみたいならこのまま点火して育てよう。
着火剤と焚き付けの薪を入れたら文明の利であるバーナーを使えば速攻で焚き付け可能。メルカリで安物購入も壊れてすぐ使用できなくなったので安心安全の国産がおすすめ。
温度が安定したら広葉樹で運用すると火持ちが良いのでおすすめ。薪剪定の際はストーブの大きさに合った薪を見つけましょう。値段が安く乾燥してる薪屋さんを足運んで探しましょうね。
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テントサウナで最も危険なのが一酸化炭素中毒。目に見えないので判断できない。チェッカーは高温に弱いのでなるべく下の方に配置した方が良い。熱で何回も壊れたけど消耗品と割り切ろう。
テントサウナはロウリュで体感温度上げてくのが大事なのでロウリュセットは必需品。
テントサウナのラドルは施設で使用するものだと大きすぎて温度低下を招くので、木製の柄杓でちょびちょびするのが丁度良い。
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テントサウナは地面からの冷却があるので座面が高いベンチと熱くならない木製がおすすめ。DIYできるなら自分で作っちゃいましょう。
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sotoburoベンチはクイックに折りたためて軽く座面が高いので、お金に余裕がある人にはマジでおすすめできる。
コスパ重視ならこちら。金属部分は熱で熱くなるため注意が必要。
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低いベンチも用意。これはコンパクトなsotoburoテントにも入ります。
スツールも人数に合わせて使用できる。
灰かきシャベルも必需品で毎回灰を処理しないと燃焼効率が悪くなります。
灰を捨てれない場所があるので残った灰を入れて鎮火させます。
高熱で変形する恐れがあるが缶でも代用できる。
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忘れてはならない整い椅子はインフィニティが絶対におすすめ。普通の椅子とは天と地の差。コールマンは持ち手が付いてるから移動が多い人は便利。
こっちも質が良くて安いけど寝転がるスムーズさは流石にコールマンが上回る。
テントサウナ便利用品
必須ではないけれど確実に満足度が上がる物を紹介。お金に余裕ができたら揃えましょ!(テントサウナって金かかる…)
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ロウリュ用のアロマは色々あるけどティーバックを煮出しすのが匂いも良くてコスパ最高。
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家にある茶っぱから地元の特産品から雑草まで色々チャレンジすると面白いかも。
煮出すのめんどくさいならハッカが個人的に好き。
レントは少しケミカルなスメルがするがオシャレ。サウナ施設で働いてた時にジンシャーブレッドが女性から人気があった。香水代わりに肌身離さず持ち歩いている(嘘)
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サウナストーンを高く積み上げロウリュ時の威力を上げるために開発された代物。予算に余裕のある方はmadsaunistさんプロダクトのガードをおすすめ。折りたためてコンパクトなのが嬉しい。天板もストーブの寿命を伸ばしてくれるのでセットの購入が◎
予算抑えたい方は好みのサイズのステンレスメッシュをカットして上下にバンドを付けて自作しましょう。折りたためないため常設がおすすめ。ケガに注意。
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テントサウナはストーブから距離が近い分輻射熱が半端なく膝が燃えるように熱い。暴力的で直接的な熱から守り、火傷防止など安全対策にもなるストーブガード。アサヒウッドギアさんの製品は各種ストーブに対応している。値は張るが事業者は必須だと感じた。お子さん達も安全に入れます。
安全対策には疑問が残るが反射熱を放射する効能では風除け板もあり。
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湿度を上げるために水を張って様々な葉を煮出すこのステンレスパッドが本当に便利。家にあるいらない鍋などでも代用できるがシンデレラフィットするものが中々ないのが悩みの種。
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タンクに水を入れ水蒸気を発生させるオートロウリュ装置なのですが正直このアイテムはやばい…テントサウナの概念が変わる本当に。正直コンパクトなsotoburo cube4にこれを搭載すれば施設サウナ超え。今まで見たことない「あまみ」と「ととのい」を感じられた。貸して貰ったのですが今1番欲しいアイテム。こちらもmadsaunistさんのプロダクトになります。
寒い時期の外気浴時の心地よさはポンチョの有無で歴然の差が出る。Amazonで購入したポンチョの中ではこれが着心地良い。乾かすの時間かかるけど。夏は薄めの生地を選んで紫外線と虫から肌を守ろう。
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髪を痛めない為にも女性はサウナハット必須。男はブリーチ・パーマでもしてない限りタオル巻いてれば充分。深く被れるものがあれば顔の暑さを回避できサウナの滞在時間が増え、身体をじっくり蒸せるのでより気持ち良く「ととのえる」。
ブランドなどこだわりなくコスパが良い方はこちら。
温度計は特にこだわりはなく体感温度を気にされる方が多い。このままだとテントに引っ掛けられないのでストラップなどで引っかけよう。
水温気になる水温狂いは常にポケットに忍ばせよう。
テントサウナ入口に置いてあげるとスマホやドリンクが置ける。
テントサウナ備品入れに。椅子にもなるから便利。
車を横付けできないサイトでサウナスポットまで荷物を運ぶワゴン。
有名なキンドリングクラッカーではないけども充分割れる。コスパ良し。
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水風呂がない環境下ではプールが必須。水風呂が無いサウナは生物が無い海鮮丼みたいなものですからね。メルカリで安く購入できた。
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サウナ内で水に浸して適当にお互いの身体を叩き合うだけで幸福度爆上がりなアイテム。白樺以外にも地域の特産と掛け合わせてみるのも面白い。
好きな音楽をかけて入るサウナは至高。僕は1人でサ道の音楽を手がけている「とくさしけんご」さんプレイリストを作成して入っている。
体感温度を上げるためセルフで対流を作るのにうちわが向いてる。ロウリュ時に仰ぐのが仲間同士だと一種のアクティビティとなり楽しい。100均ので充分。
アウトドアだけど虫嫌いという我儘なあなたにおすすめ。緑の蚊取り線より強力。でも刺される時は刺される。自然には抗えない。
まとめ
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結論テントサウナ一式を揃えるのにお金と労力がかかるんだ。趣味で揃えるのなら仲間とシェアするのが最適解。結構押入れの奥に眠らせてる人多いみたい。労力をかけた分簡易的に自分だけのサウナにカスタマイズできたり、大自然の中何にも変え難い経験ができる。皆さんの素敵なテントサウナライフに役立ってくれれば嬉しいです!