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「銀座百点」 わたしの銀座
ご無沙汰していた
銀座のバーから封書がとどき、
開けてみてびっくり。
ウイスキーのボトルを撮影した写真。
Old Parrのボトルの首には「西野」
とたしかにサインしたメダルが、
ぶらさがっている。
おお!
![](https://assets.st-note.com/img/1674712265854-U9PI54SLzx.jpg?width=1200)
ことの発端は、
「銀座百点」2022年6月号に寄せた短文ーわたしの銀座
・・・
バーテンダーの神様が
銀座にいると、
酔った勢いで
バー「クール」の扉を押した。
「カウンターの中から人生のドラマが見える」。
銀座の名バーテンダーと
いわれた古川緑郎の
味わい深いひとこと。
13歳でこの道にはいり、
カウンターの内から
客をもてなしてきたからこそだ。
主がすすめたアイラ島の
シングルモルト・ラフロイグ。
ヨードチンキのような香り。
このウイスキーが今も好きな酒だ。
銀座コリドー街のクールに
足を向けて15年、
2003年に
バーを閉じた・・・
![](https://assets.st-note.com/img/1674712313121-pNwdvYHPRN.jpg?width=1200)
もう一通ある。
「クール」のとなりのうす暗い階段を下りると
地下の「ワインバー銀座」。
その主・臼井 磐が
「銀座百点」、読んだよ、なつかしい、と。
ここで、伝説的なロマネ・コンティ1945の
鎮座する空ビンを拝んだ。
![](https://assets.st-note.com/img/1674712371682-5PQupsBBuv.jpg?width=1200)
冒頭のウイスキーボトルを撮ったのは、
銀座並木通りバー「あぐり」の
ママ・えんくみ。
生き馬の目をぬく夜の銀座を
ゆったりとわたり
開業50年となる。
「西野しゃん…まだありますよ!!」。
Old Parr12年もの、今は50年ものか。
かなり蒸発しているかも。
でも、行かずばなるまい。