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路上で靴磨きをしてもらったお話


今日、散歩してたら若いお兄さんに声をかけられた。

「靴磨きをさせてほしい」

とのこと。

一瞬、何かの怪しいキャッチかな?と思ったが、どう見てもそんな狡猾さは持ち合わせてなさそうだったので、お願いすることに。

靴を脱いで、おまかせして、その間はサンダルを借りて、雑談に興じる。

・どこから来たのか

・普段は何をしてるのか

・なんで靴磨きをしてるのか

などなど・・・。

聞くところによると、度胸試しも含め、お師匠さんから

「自分の頭で考えて、人の役に経つ経験を積み重ねなさい」

と言われたとのこと。

それで、靴磨きをやることにしたらしい。

で、なんと僕に声をかけるまで、20人くらい連続で断られたらしい。

いや、それってほんとにすごいな、と思う。

(と同時に、そりゃ路上で手当たり次第に声かけをしても上手くいく可能性はほぼゼロに近いよな、と思った。僕も、普段なら断ってる(笑))

僕だったら、20人に声掛けをして断られたら、多少なりともヘコむと思う。

メンタルが豆腐なので(笑)

けど、それでもめげずに、行動し続けるお兄さんに敬意を抱いた。

さて、そんなこんなで数分話してると、靴磨きが終わった。

お世辞にも、クオリティは高くはない。

まあ、多少は綺麗になったかな?というくらい。

けれど、休みの日に朝からめげずに頑張ってる姿に感銘を受けたのと、断られてもやってみようという若い心意気に感銘を受けた。

うん、やり方は微妙。

路上で声かけをするのも、微妙。

多分、99%くらいの試みは失敗に終わるはず。

けれど、その泥臭さに、ガッツになんだか勇気をもらえた。

日々、自分もついつい言い訳ばっかり考えて、こうしてnoteで発信していくにも、

「こんなの書いて意味あるのか?」

「こんなクオリティ低くていいのか?」

と、考えすぎて動けないことが多々あるので、その姿勢は見習いたいなと思った。

思い返すと、今まで何かを身につけた時って、いきなり効率とかを求めずに、とにかくがむしゃらに行動してたように思う。

高校時代の部活、英語を勉強してた時、アメリカに留学した時・・・

いろいろチャレンジしてきたけど、どれもこれもとにかく泥臭く行動してきた。

まあ、今振り返ると、8割か9割くらいの行動は失敗だし、非効率的だなぁと思う。

けど、それをこなしてきたからこそ、何かのタイミングで歯車がカチッと噛み合って、一気に結果が出る、という経験をしてきた。

何か行動をする時に、人はついついすぐに結果を求めてしまう。

スポーツ、英語、ビジネス・・・

けど、どんな分野においても、結果が即出ることはほぼない。

最初は正直、全く変化を感じないものである。
けど、それでも継続していくと、自然と結果が出るタイミングがやってくる。

それも、指数関数的に結果が出るようになる。

スポーツであれば、それまで100回に1回とか、多くても3回くらいしか結果が出せなかったのが、いきなり100回中30回結果が出せるようになる。

英語であれば、それまで発音も下手、文をつくるのにも時間がかかるという領域から、いきなり発音が様になって、ほぼ時間をかけずに文がつくれるようになる。

ビジネスであれば、それまでは10~30pvしかなかったのが、いきなり1000-3000pvとかに進化したりする。

だから、ここまで継続することが大切。

けど、ここまで続ければ、いずれ上手くいくようになる。

靴磨きのお兄さんのおかげで、そこまでは泥臭く続けよう、と思えたのであった(*´ω`*)


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