一冊の本のような一日

ついつい忘れがちだけれども、この世界はとっても美しい。

日々流れてくるニュースやネットのコメント欄はカオスになってるから、世界の全てがカオスのように感じてしまう。

だけれど、ほんの少し日々を丁寧に過ごすクセをつけるだけでとっても世界は色彩豊かになる。

1杯のコーヒー、好きな人との会話、子鳥のさえずり…

どれもこれも、ほんの少し目と耳を開けば、感じられるようになる。

自分は、以前はガツンっと刺激的な人生を求めて!アメリカへ留学したりした。

もちろん、アメリカは自然が豊かでとっても心地よかった。

学校にハチドリがいたりした(笑)

けれど、根本的に自分の内側が濁ってしまっていて、感性が鈍っていたから、その喜びをあまり感じられなかった。

ジャンクフード、クラブ、カラオケ…

刺激的な生き方はわかりやすいが、どっと疲れてしまうし、感性がどんどん鈍ってしまう。

けれど、本当に美しくてあたたかいモノは繊細で分かりにくい。

本当に人間力の高い人は、わかりやすいギラギラーーとした空気感はまとっていないが、何故か存在感がある。

本当に素敵なものはわかりにくい。

一日を本気で、濃厚に色濃く生きようと決めてみると、本当にこの世界は素敵なんだなと思える。

「一日千学の如く生きるとして、昨日一日から自分は何を学んだのか?」

と自分に問うてみて、書き出す習慣が出来た。

すると、何気ないいつも通りの一日でも、顕微鏡で見てみれば、かなり学びが隠れていることがわかる。

「一冊の本のような一日を生きなさい」

という一節を本で読んだ。

一日をそれくらい色濃く見つめ直すと、この世界がもっと美しく見えるようになる。

「一日を一冊の本のように生きてみる」

これ、意識してみると本当に素敵な日々に変わりますよ(*´ω`*)

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