ワタナベタクヤ

ROCKET STAR/経営・ディレクター・コピーライター/新しい仕事への挑戦報告や仕…

ワタナベタクヤ

ROCKET STAR/経営・ディレクター・コピーライター/新しい仕事への挑戦報告や仕事の延長線上にある言葉での創作活動など、まず自分が楽しそうなことを書き綴っていきたい。絵本の原作、ショートショートにもチャレンジしたいと思ってます。照れくさいようなポエムとかもいいかも。

マガジン

  • 勝手にフォトポ

    noteのいちばんステキな機能は、たくさんのクリエイターさんの写真を自由に使えること。その機能を活かして、写真を選んで、勝手にポエムを作り、フォトポエム集を作ろう、という取り組みをはじめてみます。ステキな写真ありがとうございます。

  • あの日あの時あの場所で思ったこと

    日常のふと思ったことを、つらつらと。

  • 広告で考告

    広告は時代を映す。そんなことを言われていたのは、昔のこと。でも、今、この時代も広告のチカラを信じたい。ひとつの広告から色んなことを考えて、告げていこう。

  • 今日の一曲

    ふと思いついた今日の一曲を。

  • 語彙からはじめるショートショート

    いろんな言葉を知りたい。学びたい。それなら、その言葉を使って書いてみよう。リベラル社から出ている福田尚弘さん著の「大人のための語彙力」をめくって、開いたページに出てきた語彙を使って、300字以内のショートショートにしてみます。ちょっとした物語を読むと、きっと難しい言葉も心に残るはずです。

最近の記事

  • 固定された記事

「はたらく」は、一生モノ

人生で最初に「はたらく」を身近に感じたのは、 父の「はたらく」だ。 うちの父は福岡のテレビ局に勤めていた。 まぁ、いま振り返っても当時の父が「忙しかった」のは明白で、 朝、出かける時間こそ遅かったものの、 平日の夜ごはんなんて、ほとんど一緒に食べた記憶がない。 ドキュメンタリー番組のディレクターだった父は、 まさに「はたらく人」で、テレビ番組づくりに没頭していた。 そんな父とじっくりと話をしたのは、 父が定年した後だ。 上京していた僕と妹の元を訪れ、 3人でごはんに行っ

    • 亡くなる前日を想う

      10年ほど前。 91歳だった祖母が空へと旅立った。 苦しむこともなく、 眠るように眠りについた、と聞いた。 僕は知らせを聞いてから、 急いで東京から熊本へと駆けつけた。 親族はみんな、 涙を流しながら、 悲しみにこそ包まれていたけれど、 長生きだったこともあり、 悲観的な空気は流れていなかった。 お通夜の間、祖母のことを思い出していた。 祖母は少し先に旅立った祖父と仲がよかった。 80歳を超えても出かける時は いつだって手を組んで歩いていた。 子どもや孫たちが集まる

      • 戦争、映画、演劇

        映画「オッペンハイマー」が 注目を集めている。 核実験や原爆を題材にした映画だからだ。 被爆国として国内で 上映するか否か慎重な判断をしたという。 被爆国として、 心を痛める人がいる可能性もある。 だから、慎重になったようなことが、 ワイドショーから聞こえてきた。 むしろ、逆ではないか、と思う。 被爆国として、 原爆に関する恐ろしさを、 世界に発信受信し続け、 次世代にも伝え続ける必要がある。 そうでなければ、 また記憶が薄れ、 繰り返してしまう可能性があるからだ。

        • 背のびをして、だんだん大人になっていく

          1998年、福岡。18歳の頃。 自動車教習所でたまたま席が隣になったことがきっかけで、 6歳年上の、24歳の女性と知り合った。 隣に座った瞬間に、 キレイな人だな……と思った。 カバンの中にはメモをとるためのペンが入っていたが、 僕は誰もが顔を赤らめるようなベタな行動に出た。 「すみません、ペンを忘れたので、貸してもらえませんか」 その女性は、快くペンを貸してくれた。 帰り際、御礼を告げてペンを返す時に思いきって、 「このあと講習が2コマ空くんですけど、お茶でもしません

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        「はたらく」は、一生モノ

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          39本
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          38本
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          25本
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          6本
        • 語彙からはじめるショートショート
          301本
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          4本

        記事

          世界一周を餃子という船に乗って

          日々の忙しさとか、 複雑に絡まったような人間関係とか、 もっと成長したいもどかしさとか、 誰だって、ときどき、 日常から逃げ出したくなることがある。 そんな時は、ふと、旅に出たくなる。 でも、時間がないし、お金もかかる。 それでまた、イライラして、 ストレスを抱えたりして。 それなら、一度、 祐天寺に立ち寄ってみるといい。 駅から少し離れた大通り沿いに、 世界へとつながる発着場所がある。 De_De GYOZA ここは、世界の各都市へと、 餃子という船が運んでくれる場所

          世界一周を餃子という船に乗って

          こころ、買いました

          レコードプレイヤーをいただく機会に恵まれ、 最近、レコードを購入するようになった。 同じ音源でも、音がいい。 レコードジャケットが、インテリアになる。 プツプツ、という音が、 なんだか、懐かしくて、心地いい。 でも、iTunesと比べたら当然、 不便なわけで……。 ジャケットから盤を取り出す時は、 細心の注意が必要だし。 もし落として傷がついたら、 正常には、聴けなくなる。 A面、B面それぞれ、 30分弱しかないから、 仕事をしていても、 ひっくり返しに席を立たなきゃい

          こころ、買いました

          虹のかかるルール

          その世界には 虹のかかるルールがあって 雨と晴れが寄り添った時に出会えるらしい その世界には 生きるためのルールがあって 生命と生命が命を分け合っているらしい その世界には 空を飛ぶための道具があって 自分たちだけではまだ飛べないらしい その世界には 恋愛という概念があって 生涯の中でひとりを探す冒険らしい その世界では 夢や目標が少なくなってきて 別にいいやとただ生きている人もいるらしい その世界では 個性より共生が求められだして 誰もが生きやすい環境を作っている

          虹のかかるルール

          叫んだ後の世界

          怒り 憂い 嘆き 哀しみ 見えない壁を 裂き ぶち壊すかの如く 叫ぶ 叫ぶ 叫ぶ その周囲 わずか100m程度の 範囲にいた人間に わずかながら 驚きと不快感を 与えたこと以外 世界は何も 変わることはない それでも君は 叫び続ける たとえ無意味だとしても 意味のあることだからと 【勝手にフォトポ】 noteのいちばんステキな機能は、たくさんのクリエイターさんの写真を自由に使えること。その機能を活かして、写真を選んで、勝手にポエムを作り、フォトポエム集を作ろう、とい

          叫んだ後の世界

          はじまりとおわり

          はじまりと おわりは にている たいようのように じんせいのように はじまりは おわりへのはじまり おわりは はじまりからのおわり はじまりのない おわりはない おわりのない はじまりはない 【勝手にフォトポ】 noteのいちばんステキな機能は、たくさんのクリエイターさんの写真を自由に使えること。その機能を活かして、写真を選んで、勝手にポエムを作り、フォトポエム集を作ろう、という取り組みをはじめてみます。クリエイターさま、ステキな写真ありがとうございます。ポエム

          はじまりとおわり

          心模様と目

          心が上向きの時 心が下向きの時 きっと見えてる風景は変わる 階段も エスカレーターも 棒グラフも 心模様が見える風景を変える 世の中なんでも 上向きに見たい うん 見たい 見たい 下向きに見えたら 心の向きを確認しよう 【勝手にフォトポ】 noteのいちばんステキな機能は、たくさんのクリエイターさんの写真を自由に使えること。その機能を活かして、写真を選んで、勝手にポエムを作り、フォトポエム集を作ろう、という取り組みをはじめてみます。クリエイターさま、ステキな写真

          たまに 雲がぽかんと ひとつだけ ふわふわ 浮いてるときがある もしかしたら 迷子なのかもしれない 家出なのかもしれない 勇気を出して でかけた ひとり旅なのかもしれない 何だっていい いい旅を

          ひらやすみに想う

          阿佐ヶ谷を舞台にしたマンガ、 「ひらやすみ」が人気だ。 すごい!ことが起きるわけでも、 ドキドキする展開が広がるわけでもなく、 ゆるやかな日常が中心の、 ほのぼのとした物語。 便利で効率的な世の中で、 同じ世界で戦争が起きている地球で、 結局、人間は生きて死ぬまでに、 何を求められているのだう。 眠って起きて、 すばらしい1日がはじまる。 それだけで いいのかもしれない。 そんな大切なことを、 ゆるーりと教えてくれる 「ひらやすみ」が好きだ。

          ひらやすみに想う

          明日という日の価値

          いま、拡散されているのか、 ふとリールに流れてきた動画。 「もし、今、10億円あげると言われたら受け取りますか?」 怪しいとか、そういうのは別にして、 多くの人が「はい」と答える質問。 「その代わり、明日死んでしまうなら、どうしますか?」 誰もが「それなら受け取らない」と答える。 「あなたにとって明日は、10億円以上の価値があるということ」 うん。そうだ。そうなんだ。 今日はすばらしい。明日はもっとすばらしい。

          明日という日の価値

          繰り返しなのだろうか

          何もなくてつまらない 会社に行って帰るだけ たとえそんな日々だとしても 日常は繰り返しなのだろうか メリーゴーランドのように はみ出すこともできず ひたすら回るだけなのだろうか 昨日とは違う場所で空を見上げてみる いつもより一本はやい電車に乗る 普段なら絶対見ないような番組を見る 階段を左足からあがってみる 信号の前で左右の順番で車を確認する お風呂で髪から洗う 大切なのは変化量ではなく 昨日とは何かを変えようとする心持ち 「変わり映え」なんかしなくてもいい 小さな

          繰り返しなのだろうか

          朝夕

          朝焼けと夕焼けは似ている それは人の生活の はじまりとおわりが似ているということ 出会いと別れも似ているのかもしれない 朝がきたら 夜がくるまでの カウントダウンがはじまるように 出会った瞬間から 別れがくるまでの カウントダウンがはじまる 君との時間はいつまでだろう いいや そんなこと考えなくて 【勝手にフォトポ】 noteのいちばんステキな機能は、たくさんのクリエイターさんの写真を自由に使えること。その機能を活かして、写真を選んで、勝手にポエムを作り、フォトポ

          まだリニアもない世の中で

          列車に乗れば いろいろな場所へ行ける 飛行機に乗れば もっと遠い場所へも行ける いま当たり前のことだけど 昔の人たちからすれば 夢のまた夢の状況 戦国時代 敵地に新幹線で移動できたら 戦国マップは大きく変わっていただろう 参勤交代を 飛行機でひとっ飛びできれば そんな制度するなかっただろう 昔の人からしたら 夢のまた夢の今の状況を 現代の人が 当たり前に思っていたら もったいないのかもしれない 毎日毎日 同じ場所へ向かうのではなく もっと色々な場所へ リニアもま

          まだリニアもない世の中で