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令和6年3月24日 取手ウィナーズカップ最終日・展望【決勝】

取手競輪場にて行われているウィナーズカップも4日目の今日で終わり。
準決勝3個レースは落車も絡む激戦だったが、ファイナリストに相応しい9名が生き残ったんじゃないだろうか。

早速展望に行きます。

GⅡ 能登半島復興支援・第8回ウィナーズカップ決勝
賞金:1着:26,000,000円、2着:13,266,000円、3着:7,411,000円、4着:4,211,000円、5着:3,119,000円、6着:2,578,000円、7着:2,432,000円、8着:2,294,000円、9着:2,164,000円

出走メンバー
・窓場千加頼(京都)ー脇本雄太(福井)ー古性優作(大阪)…近畿ライン
・清水裕友(山口)ー河端朋之(岡山)…中四国ライン
・北井佑季(神奈川)ー深谷知広(静岡)…南関東ライン
・伊藤颯馬(沖縄)…単騎
・坂井洋(栃木)…単騎

現時点での1番人気は窓場のブン駆けを追走した脇本ー古性が番手捲りで抜け出しゴール前勝負の1-7、7-1。
近畿勢が思い描く作戦としては実際この通りだと思われる。

しかし、1着賞金2600万円のかかったレースで別線勢が指を咥えてオメオメと近畿勢の作戦を見ているだけで終わるだろうか。いや、そんなはずはないメンバーだし、今回は少し穴を探りたい。

脇本は人の番手を回る経験が乏しく、追走技術や他ラインの選手と並走になった時の走り方…といった課題を克服しているとは言い難い。むしろ穴だらけだ。
そして何より、今回のレースにおいて近畿勢の最大の弱点だと私が思っているのが、「脇本はSを取れる選手ではない」ということ。
古性は7番車、窓場は8番車とあらば、今回近畿勢が前受けをすることは難しいはずだ。

今回は北井という今現在日本一と言っても過言ではない先行屋が居る中で、初手で前受けを取れなかった場合、徹底先行選手ではない窓場が先行すること自体がそもそも難しいのではないだろうか。

…という推理通りの初手となった場合、近畿勢は初手が後ろ攻めになってしまう可能性が高い。

よってこのレース、先行するのは北井。北井の番手深谷は絶好ポジション、その後ろに清水がいるというような最終バックを予想してみたい。北井が先にスパートしてしまえば、それを叩きに行ける選手は日本には存在しない。

◎深谷
○北井
▲清水
注伊藤
△坂井、古性

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