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2024 不来方賞

最近、深い意味もなく、めちゃくちゃ興味があるわけでもなく、競馬、主に南関東競馬を見ている。

そういや遥か昔、朝から晩まで競馬のことを考えて生活してた時期があったっけ、あの頃は勝負師として今よりはよっぽど冴え渡っていた気がするし、研ぎ澄まされてた気もする。

今は何だろうな、負けても「悔しい」と思わなくなったな。
勝った負けたに対する執念みたいなものが年を経るごとに少しずつ薄れているのかもしれない。
良いように言えば丸くなった、逆に悪く言えば鈍臭くなった。

今夜、「明日は盛岡で重賞がありま~す!」と司会の声がたまたま耳に入った。へー、そうなんだ…じゃあちょっと覗いてみるか、ぐらいのテンションで。





2024年9月3日 第56回 不来方賞【Jpn2】

単勝の4番人気が今見てみると5.6倍で、5番人気になると突然49倍。そんなメンバー。
上位人気で決まる確率は相当高そうで、オッズを考えるとアレコレ買ってはいられない。

本命はサンライズジパングにしてみる。
前走は日本ダービー12着、前前走は皐月賞で9着のキズナ産駒。初のダート戦になるが、抽選などではなく堂々と権利を取ってクラシックを走った馬であると考えればこの程度のメンバーなら一発で蹴散らしても別に驚かない。

◎⑦サンライズジパング
○④カシマエスパーダ(好枠から柔軟性ある位置取りで競馬しやすい。初の左回りだけ課題)
✕①サトノフェニックス(能力疑わないが1枠は捌きが難しそう)
△⑧、⑥

3連単
7ー1,4ー1,4,6,8
1,4ー7ー1,4,6,8

勝負に対する熱のようなモノはなかなか滾ってこない。

それでもまだ、「明日は盛岡で3歳馬による熱戦が繰り広げられます」というアナウンスが聴こえる場所に俺は立っている。

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