33歳会社員が人生最後に海外サッカーへ挑戦
初めまして、お久しぶりです、かは分かりませんが、まずはめちゃくちゃ簡単な自己紹介をさせてください。
名前:きくち たくや
通称:たく
年齢:1988年生まれ
居住地:2010年よりオーストラリア在住 - 現在はシドニーに住んでいます。
ポジション:FW、CMF
このすごーいラフな自己紹介でもお分かりになる通り、10年ぐらいオーストラリアに住んでいます。
ってことで、自分の家の近くでサッカーをすると、自動的に海外サッカーをしていることになります。笑
ただ、今回は遊びのサッカーではなく、シドニー北部地域リーグ1部のちゃんとしたアマチュアクラブで本気サッカーに人生最後の挑戦をしていきます!
日本にいる方にとっては一応海外サッカーになる、オーストラリアのアマチュアサッカーリーグへの挑戦を、僕の目線でお伝えできればいいなと考えています。
まず初回のこの記事では、「なぜ僕が挑戦しようと思ったか」、で始めたいと思います。
33歳でオーストラリアサッカーへの挑戦はなんで?
正直なところ、ガチサッカーをここ10年ぐらいはやっていませんでした…
今回サッカーに現役復帰(カッコイイひびき!)をするちょっと前は、結構ガチでフットサルをやっていましたが、2019年の3月にシドニーに引っ越してきてからは、お遊びサッカーやフットサルをしていました。
決まった日にいつものメンバーが集まって、試合をして、終わったらじゃあまた来週!みたいな感じです。
よくある遊びですよね。
最初は楽しいんです。サッカーがただできるだけで。
一緒にボールを繋ぐ仲間がいて、ゴールを決めて、ハイタッチして。
ただ、段々と本気になってしまう自分がいました。
遊びの中で、どうやったら相手をより崩せるか、パスの角度、トラップの位置、スペースへの動き、そんなことを考えていることが多くなりました。
しかし、次第に自分の中で消化不良が起きます。
もっと上手くなりたい。練習したい。誰かに教えてもらいたい。
もっと本気で試合がしたい!
このような気持ちがフツフツと沸き上がってきます。
そうなると、どうなるでしょう?
意識高い系のお遊びサッカー選手の誕生です!
体育のサッカーでめっちゃ本気になっているやつみたいな感じですかね。笑
ラッキーなことに、超多国籍の人たちと行われる毎週火曜日の草サッカーは、遊びだけど勝負にはガチだったので、意識高い系お遊びサッカー選手は浮くことはありませんでした。
ちなみに火曜日に集まる人の国籍例
日本人、オーストラリア人、イタリア人、フランス人、ベルギー人、イギリス人、インド人、中国人、パキスタン人、マレーシア人、コロンビア人、アルゼンチン人、スペイン人、ギリシャ人…etc
僕らをまとめるのはサッカーというプラットフォームで、僕らを繋ぐのは勝ちたい気持ちでした。
遊びだけど。笑
人生最後の海外サッカーへ本気で挑戦したいと思った転機到来!
今でも覚えています。
2020年の11月の最終週、いつもの様に火曜日に集まってサッカーをしていると、見たことのない顔ぶれが4人ほどいました。
ゲームが始まると、明らかにその4人の動きは違います。
現役感満載のキレ、動き、ボールコントロール。
4人の内、2人がディフェンダーだったので直接対峙をしました。
この人たちをドリブルで抜きたい、ゴールを決めたい、駆け引きをしたいという思いで、ゲーム中は心が小躍りしていました!
文字にすると戦闘民族サイヤ人みたいですね。笑
ゲームの後に、4人のうちの一人、「Dan」というオーストラリア人から、「来週から2週間、ウチのチームのセレクションがあるから来いよ。お前ならやれるんじゃない?」とお誘いを受けることに。
うわー。超やりたい。マジかー。
家に帰って、考えました。自分の体のことを。
僕は今年33歳。現役のサッカー選手は引退をする人も多くなる年齢。
きついんじゃない?ついていけないんじゃない?通用しないんじゃない?
そんなことを言ってくるネガティブな自分がいました。
もう一方で、「やってみようよ!」「絶対楽しいから!」「練習も試合もできるよ!」
って応援してくれるポジティブな自分がどんどん背中を押してくれます。
「人生楽しんだ者勝ち」
それが僕のモットーです。
そして、セレクションに参加を決断しました。
結果を言うとセレクションは受かりました。
ここから33歳、普通の会社員の海外サッカーへの挑戦が始まります!
自分の人生一回だけだから
僕の性格上、やりたいと思ってしまった自分がいる以上、その自分を抑えることはできません。
やってみたい。シドニーでの全力真剣サッカーを楽しみたい。
体がイメージした通り動いてくれる今、挑戦しよう!
そんな思いが、僕がオーストラリアのサッカーリーグに挑戦しようと思ったきっかけです。
どんなことが僕を待ち受けているのか、まだ分かりません。
不安がないと言ったら嘘になります。
しかし、今はただ「本気サッカーを楽しみたい。」そんな思いでいます。
自分の人生これが最初で最後だから、後悔ないように今シーズンを楽しんでいきます。
できるだけ、定期的に記事をアップしていくので、今後も僕の細やかな挑戦を読んでいただけたら嬉しいです。