ニューモ・アクティベイトE V L デバイス( カフ無しタイプ)の使い方
添付文章 ニュ-モ・アクティベイトEVLデバイス を参照
本品の使用に際して、必要に応じ以下のものを準備する。
・本品
・シリンジ(空気駆動用:2.5mLまたは5mL) 1本
・内視鏡(適用径 8.9~12mm)
・テープ(デバイス固定用:住友3M Blenderm等)
・潤滑剤(キシロカインスプレー、キシロカインゼリーなど)
・フレキシブルオーバーチューブ(別売)
MD-48518、MD-48618(弁なしタイプ)本品の内容を確認する。本品の内容は以下のとおり。
・デバイス(適用する内視鏡の径にあったもの) 1個
・Oリングプレート(Oリング8個装着済) 1個通常行われる内視鏡処置と同様に前処置を実施する。
内視鏡の出し入れを容易にするため、患者の口腔内へフレキシブルオーバーチューブを挿入する。
デバイスのスライド筒をOリングプレートのプレローディングホールに挿入し、スライド筒を戻す。(工場出荷時はスライド筒が突出した状態になっている。)
送気コネクターにシリンジ(空気駆動用)を接続し、約2mLの空気を一気に注入する。そのときスライド筒が前方に突出することを確認すること。(図2)スライド筒が突出しないデバイスは使用しないこと。
内視鏡に付着した粘液を拭き取ってから、内視鏡先端部にデバイスを装着する。
デバイスの内視鏡装着部周囲をテープで固定する。その後気道チューブを内視鏡に沿わせ、テープで1~2箇所固定する。(図3)
内視鏡にデバイスを装着した状態で、デバイス先端のスライド筒をOリングプレートのプレローディングホールに挿入し、スライド筒を戻す。(図3)スライド筒が戻されていない場合、Oリングが装着できない可能性がある。
Oリング装着シリンダーの一つにデバイスを差し込み、Oリングプレートに対してゆっくりと垂直に挿入する。これによりOリングがデバイス先端部に装着される。(図4)
デバイスが装着された内視鏡を、フレキシブルオーバーチューブのキャップより挿入し、結さつ目標となる静脈瘤を正面視する。
内視鏡を目標静脈瘤にさらに接近させ、デバイスを目標静脈瘤にあてがう。内視鏡装置の吸引をかけ、目標静脈瘤をデバイス内に引き込む。(参考)吸引時に静脈瘤がデバイス内に完全に入り込まないときは、内視鏡の先端を少し動かしながら吸引すること。また吸引が十分かからないときは、内視鏡の位置を変更し、適切な部位から結さつを行うこと。
目標静脈瘤に対し十分に吸引がかかり、視野が“赤玉”になっ
た状態で、送気コネクターに接続したシリンジにより約2mL
の空気を一気に注入する。スライド筒が前方に突出し、Oリ
ングが離脱して静脈瘤が結さつされる。(図5)