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都倉長官のお手並み拝見

新型ウイルスの猛威は、人間の今今の手腕では撃退できず、どれだけ予防対策をしながらの共存方法を実行するかだと自分は思っています。

残念ながらそんな毎日なので、ストレスを抱えながらの毎日を送る事は逃れられない訳です。

予防をしながらのエンターテイメントってどうするのか?これはもう民間だけでは補えない領域にきているから、官民協業していくしかないと思います。

👇をご覧下さい。

今年度から文化庁長官に就任した作曲家の都倉俊一氏(72)が16日、文化庁で報道陣の取材に応じ、日本のポップカルチャーを世界的にすることを目標に掲げた。新型コロナ禍で窮地に立っている文化芸術の救済を仕事始めにすることも明らかにした。

ピンクレディー「UFO」で受賞した日本レコード大賞の盾が置かれた長官室。都倉氏は「日本のポップカルチャー、ライブエンターテインメントはまだまだ世界から遅れている。これを国も一体となってひとつの大きな文化産業として育てていくというのもこれから必要だと考えています」と熱く意気込んだ。

「今は映画も音楽も韓国に先に行かれているところがある」とし、「東方神起なんかが出てきた頃は日本の方がちょっと先にいっていたのに、あっという間に追い抜かれました」と指摘。

現在の日本音楽については「誰とは言いませんけど、へたくそな歌を歌って、コンピューターで音を合わせて発売する。では中身の歌はどうか。そこに血が通っているかどうか。甚だ疑問だ」と数々の名曲を生み出した作曲家としても危機感をあらわにした。

一方、新型コロナ禍で苦しむアーティストに心を寄せ、「これから日本の文化芸術をみんなで頑張っていこうというときに、担い手がいなくなっちゃうのは一番あってはならないこと」と救済の意思を明示。「コロナ禍で国はびっくりするくらいの予算が文化芸術救済に対してはあてているが、才能のあるギタリストでも事務仕事は不得手な人が多い」とし、「支援がスムーズに行くような交通整理」を仕事始めとすることを決意した。

また、「コロナ禍の中、あらゆる文化、芸術活動が制限され、人との交わり、温かさに触れることがいかに大切かを身をもって経験した」と文化芸術の大切さを改めて強調。2015年の国連サミットで採択された「SDGs(持続可能な開発目標)」の17項目に文化芸術分野がないことを指摘。日本が先頭に立って、18番目の項目に「文化・芸術の享受」を入れるようを菅義偉首相に訴えていく方針を明らかにした

読む内容では、さすが現場にいらっしゃっただけある発想のご発言だと思います。自分もそうだって思います。

議員経験のある人に聞いた事があるのですが、やっぱり企業の組織と一緒で、霞が関も"縦の世界"があるそうですね。真意は分かりませんが。

自分は縦の世界があることは悪いことではないと思います。が、目的を度外視した縦の世界はいらないと思ってます。

そういった目的度外視のトップ集団は、自分の経験上、末端の現場や中間の役職の実状や現状を知らないからなんだと。

全ての声には答えられなくとも、嗅覚や末端観察などで、どれだけ現実を変えられたかが"長官"に求められると思うわけです。

現場を知り、エンターテイメントの重要性を知っているわけだから、それを時流に取り組んで、エンタメ界を救って欲しいと思います。

4/17 タック



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