【外食】ポイントカード
アナログならスタンプカードとか、
カードリーダー読み込ませたり、
リライトカードであったり、
バーコードを読み込ませるものであったり、
最近だとスマホの画面を見せて、そこにスタンプを押すような仙台ホルモン酒場で実施しているようなものであったり、種類は様々。
もちろん、Tカードやら、dカードやら『ビッグデータ』を取ることができるものもあったり。
様々な角度や視点から情報を獲得できるツールがあります。
当時取り入れていたのは、リライトカードでご飲食内容に応じてポイントが貯まり、1ポイント1円でご飲食代へ使用できるものでした。
グループ全体で使用可能という、何とも素敵なシロモノでした。
活用
ポイントカードを獲得しなさい、という指示は、会社から出るものの、
『何故獲得するのか?』
『獲得して何をどうするのか?』
が最後までわかっていない方々が多数。
もしかすると自分もわかっていない1人だったのかもしれません。
イベント時に何かしらの特典をつけてポイントカード会員の情報を基に200枚程度送っておしまい、という流れが主だったのでしょう。
獲得目標
毎月100名を掲げました。いつまで継続して獲ることができるかは、全くの未知数でしたが、気がつけば、多少の凸凹はあれど、均すと月々100名程度獲得し続けました。(店長時代通算)
3-3-3の法則
人は、悲しいくらい忘れていく生き物のようです。
3日→3週間→3ヶ月を一つの目安として記憶が薄れていくようです。
当時の研修か何かで教わった記憶があります。
掛け合わせての活用
ポイントカード会員獲得の際、
住所、
メールアドレス、
連絡先の記入、
記載の住所へお得なご案内を送付して良いかどうか
などの記入事項がありました。
そう、ミソは、
『住所の記載』
『お得なご案内を送付して良いかどうか』
何をするか、というと、記入していただいた情報を元に【即日】『礼状』(という名の割引葉書)を送付することでした。
3日経てばともすれば、ご来店された記憶が薄れていってしまう。忘れ去られてしまう・・・
そのために忘れられないように印象づけて、再来店を促すことが目的でした。
効果
早い方で、1週間以内に再来店されました。その大体が、「早速葉書が届いたから来ました!」的なもの。しめたものです。
持参いただいた葉書を元に、また礼状を書いて送付することを繰り返し行っていきました。
ここでの目的は、ご来店への『習慣づけ』でした。
最初は、割引券頼みでも、足しげく通っていただき、その度店舗内のQSCAの良さを感じてもらうことで習慣化を狙いました。
来店回数、購買金額、人数などは、別記載の『デジル分析』を参照ください。
意識
『顧客の抱え込み』にありました。
理由は、『バスタブ理論』にあります。
いくらバスタブにお湯を入れて(新規顧客を増やして)も
お湯は底から漏れてしまう(離れてしまう顧客がいる)
常連様、上顧客と呼ばれる方々は、常にいつまでもご来店されるわけではなく、環境の変化でご来店が遠のく可能性をいつも秘めている。
危惧をそのままにするのではなく、『じゃ、どうするのか?』
自分が取った選択は、『顧客を抱え込み続ける』ことでした。
いつもご来店される常連様も大切、しかし、今日初めてご来店されたお客様も大切。欲張りな自分は、双方同じように大切にしました。
そして、デジル分析とやらに手を出していくのですが・・・
それはまた別noteにて。