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オリンピズムとオリンピック・ムーブメント : 私の役割と想いを語る

東京2020の延期発表から約1週間、東京大会に向けて想いを綴りました。

私がオリンピックを強く意識したのは、野球選手として高校・大学と7年間一緒にプレーするチームメイトが日本代表入りし、2000年 シドニーオリンピックに出場したこと。その後、オリンピック出場を目指した4年後の2004年 アテネ大会は、片手すら届かなかった。

北京大会が終わってすぐの2008年10月から8年間、オリンピック・パラリンピックマーケティングを担当。2013年後半からの3年間は、東京大会プロジェクトの立ち上げ・準備に時間を費やした。

2016年のリオ大会ではオリンピック・パラリンピックマーケティングの責任者も担当させて頂いた。リオオリンピック閉会式の東京オリンピック・プレゼンテーションを観て、東京大会に向けて頑張るんぞ!と想いを強くした。

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2016年10月から現在までの3年半は、北米ブランディングを担当している。

そんな、日本・東京を離れて米国に住む私が、東京オリンピック・パラリンピックに向けての想いを書いたので、宜しければ、読んで欲しいです。  

オリンピズムとオリンピックムーブメントと経営理念

オリンピズムは、「人間の体と頭と心の資質をバランスよく高めることを目指す哲学」である。オリンピズムの目的は、「人類の調和の取れた発展にスポーツを役立てること」にある。また、「人間の尊厳を保つことを大切にし、平和な社会を築き推進すること」にある。  

オリンピック・ムーブメントの目的は、「いかなる差別も伴うことなく、友情、連帯、フェアプレーの精神をもって相互に理解しあうオリンピズムに基づいて行なわれるスポーツを通して、青少年を教育することにより、平和でよりよい世界をつくること」にある。  

オリンピック・ムーブメントは、恒久的で普遍的な運動であり、五大陸にまたがるものである。世界の競技者がスポーツの祭典であるオリンピック競技大会に集う時、そのハイライトを迎える。

オリンピズムやオリンピックムーブメントの目的は、平和でよりよい世界を、よりよい社会をつくることです。  


私が入社から約20年間、意識し続ける当社の経営理念は、

産業人たるの本分に徹し社会生活の改善と向上を図り世界文化の進展に寄与せんことを期す

現代の言葉に言い換えれば、事業を通じて世界中の皆様のくらしの向上と社会の発展に貢献すること

ブランドスローガン  ”A Better Life, A Better World”   
よりよいくらし、よりよい世界へ

オリンピズム・オリンピックムーブメントと当社の経営理念には共通する目的がある。

オリンピック権利ビジネスとスポンサーシップ

上記の記事にあるように、オリンピックを活用した権利ビジネスには、①IOC(国際オリンピック委員会)、②OCOG(大会組織委員会)、③NOC(各国オリンピック委員会)の3つの権利元が存在します。

よって、オリンピックパートナー・スポンサーも大きく3つに分類されます。

①TOPパートナー ワールドワイド
②大会スポンサー 大会開催国
③各国スポンサー 各国

当社は、①TOPパートナーであり、TOPパートナーは基本的に①②③の権利を保有しています。  

私はTOPパートナーの活動を

①グローバルでオリンピックムーブメントに貢献
②大会開催国で大会の準備・運営に貢献
③各国で各国選手団やチーム・選手に貢献

と考えていて、その全てにおいて、経営理念とオリンピズムの共通の目的である「よりよいくらし、よりよい社会、よりよい世界をつくること」だと思っています。  

東京大会に向けて、米国にいる私の役割と想い

オリンピックマーケティングを担当していた8年間は主に、①グローバルでオリンピックムーブメントに貢献、②大会開催国で大会の準備・運営に貢献、のための活動を行っていました。

特に、オリンピックマーケティングを担当した後半4年間は、東京大会を意識した活動をしました。

米国に来てからの3年間半は、米国ブランディング活動を東京大会にどう繋げていくのか?を考え、東京大会への活動は計7年半が経ちました。  

現在、米国にいる私の役割は、③各国選手団やチーム・選手への貢献。  

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特に、当社の理念に共感し、ブランドを発信してくれるアスリートを支援し、アスリートと共にファンを勇気づけ、そして、社会に貢献すること

この厳しい環境だからこそ、オリンピズム・オリンピックムーブメントに賛同するTOPパートナーとして出来ることがあると信じて、アンバサダー・アスリートや関係者と想いを共有しています。  

ブランドアンバサダーのケイティ・レデッキー選手はNBCの番組に出演し、「来年、2021年に東京大会があると思うと笑顔になる」と語りました。
コロナウィルスを乗り越え、2021年の東京大会では、世界各国から日本・東京に仲間が集い、皆さんと共に笑顔で、オリンピックムーブメントの“ハイライト”を迎えたい。

みなさん、一緒にこの局面を乗り越えていきましょう


スポーツが大好きな次世代のために

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