ギャンブル依存症とハイエナと技術介入機

ギャンブル依存症の治療は、博打をしない環境を自ら整えていき少しずつ克服していくという手法が主らしい。要は環境を変えることでギャンブルを否定するマインドセットを作っていくということだろうか。

相談した機関や自分の周りの人間へ「辞める」と宣言することにより自らの行動を抑止したり、場合によっては入院することもあるらしい。

克服できた人が本当に生涯ギャンブル中毒に戻ることなく生活できているとしたら、この治療というのは相当凄いことをしているように思える。恐らく全員が成功するわけではないだろうし、道のりは極めて長いだろう。

ところで、ギャンブル依存症とは何だろうか?

▽引用
ギャンブル依存症の症状は、
ギャンブルにのめり込む
興奮を求めて掛金が増えていく
ギャンブルを減らそう、やめようとしてもうまくいかない
ギャンブルをしないと落ち着かない
負けたお金をギャンブルで取り返そうとする
嘘をついたり借金したりする

ということらしい。
つまりここで書かれているギャンブルとは、(それが当然のように)負けているという前提がある。

トータル収支がプラスで稼働できているような種類の方は、こう思ったことがないだろうか

「クズにパチスロ辞めさせるなんて無理なんだから、期待値稼働のマインドセットを作らせた方が早くね?」

実際これを組織的にやられてしまうと負ける人が減って環境が悪くなるかもしれないから勘弁してほしいところではあるが、例えば親しい友人がギャンブル依存症の悩みを抱えていたら、自分は間違いなくこうする。

辞めさせるよりはるかに簡単だからだ。
設定狙いは環境やセンスが付き纏う上に時間が必要なので難しいが、期待値稼働で負けずに遊ぶなんてアホでも出来る。

一定期間、負けない稼働の習慣をつけると「勝てないなら趣味として無価値」というマインドが勝手に醸成される。
こちらの方がはるかに簡単だ。

ただし、競馬や競艇などの公営ギャンブルの場合、私が出来ることは無い。
ややこしくなるので詳細は省くが、私の競馬の生涯回収率は104.5%で手法は期待値稼働に限りなく近い。

これは仕事に匹敵する工数を、分析と入力作業に注ぎ込んで日々下振れに怯えながら達成した数字であり、これをノウハウとして伝えることはもはや不可能だ。
馬で人生狂っちゃった人を、辞めさせる以外の方法で救う手段はちょっと思いつかない。


パチンコパチスロなら簡単そうだ。
と思った

ここでふと思う

養分打ちして借金抱えた人が、依存症の機関や病院に相談する前に「勝つ方法」を調べないなんてことがあるだろうか?

勝つ方法なんて今のネットでいくらでも転がっている。ハイエナなら明日からできる。
そんな情報はとっくに見た上で依存症の相談をしているんだとしたら…

私にはここから先がわからない。
この記事の通り私はギャンブルをほとんどやったことがない。

勝つ理由がなければ必ずトータルで負けるのがギャンブルであり、飛び込んだ時点でそれは誰もが分かっているはずだ。

それ自体が楽しい、逆に勝つために行動することは自分が好きな行動ではない
でもやめたい
でもやめられない

うーん、なら病院に行け
になるか。

でもそうなのかなぁ。
技術介入機、楽しいよ。

俺が爺さんになったらギャンブル依存症で悩む若者を期待値稼働勢に転身させる活動を行うNPO法人を立ち上げよう。

相談者には目押し監視員が圧をかける中ビタ押しをしてもらう。
監視員の人員は心当たりがありすぎる。

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