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クレイジー・モバイラーなので。
【副題:ヲタクってよく分からないことを早口で一気に喋るよね。】
ガジェット好きかつ旅好き(あるいは出張族)となると、いかに満足できるパフォーマンスを軽量で持ち歩くかという点に執着する。はずだ。たまに1.5kgくらいありそうなノートPCで仕事している人を新幹線の車内や飛行機で見かけるけれど、あれは旅して仕事するスタイルではない。と思う。個人の感想です。
ワタクシの場合、まず移動中などは操作性よりも即応性を重視するのでiOSデバイスが良い。これはiPhoneとiPad miniとiPad Airをラインナップする。iPadはアプリで生産作業をするのではなく、福岡や東京の事務所にある母艦……デスクトップPCを遠隔操作して作業するためのものだ。ちなみに全部セルラーモデルになっている。とにかく「ただちに作業できる」ことが正義なのだ。
ちなみに事務所はデュアルモニタなので、iPadを出先でのWindows PCのセカンドモニタとして使うことも多い。spacedeskというアプリで接続するのだ。
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で、出張先の現場や宿で仕事するWindows PCは、母艦と同等のパワーを持つEPSONのモバイルノートが最強デバイスだ。ただ出張用務に収録や編集を含まない場合はデバイスのスペックを落として、そのぶん軽量なものにする。
これまではドン・キホーテの「Nanote」というUMPCが最軽量PCとしての任を負っていた。VHSサイズのWindows PCというのはとても有意だけど、プロセッサがインテルのAtom z8350というウルトラ低スペックなので、それならiPadだけ持っていくか……となりがちだった。
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ところが先週、EPSONとNanoteの間を埋めてくれるデバイスを見つけた。富士通のArrows Tab。10インチ画面はiPad Airと同じで、プロセッサはAtomのz8700。z8350と同期で化石級の古さだけど、イオシスで6,980円。オモチャみたいな値段だったので連れて帰った。防水・耐衝撃というのもモバイルデバイスとしてはgood。
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Atomデバイスのチューニングは、ネットブック黎明期(N270)からWindows8タブレット(z3740)、Nanoteと散々やってきたので、8700ならかなり快適に使えるという自信はあった。結果は予想以上。CMの編集も一部の処理を除けばサクサク出来る。タッチパッドつきBluetoothキーボードと組み合わせればなんの問題もない。どうしてもマシンパワーが要るときは、母艦を遠隔操作すればいい。
ちなみにNanoteとArrowsは同じ重さ(580g)で、キーボード(220g)を足すと800g。EPSONが880gなので、実に重さとスペックの繋がりが良い。最高だ。
これらを組み合わせることで、出先でも可能な限り軽く・快適な業務環境を作るのだ!
ここまで書いてほんとにヲタってキモイと思いますた。