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マーケティングはこれだけ!コラム① 顧客ニーズは変化する

こんにちはTak@外資流マーケティングです。

3C分析や顧客ニーズについては以前のNoteでも綴っていますが、今回は顧客が感じる価値やニーズは変化するということを気に留めてマーケティング活動することが大事です!というお話になります。

3C分析について

ひとつの例として私自身の話になりますが、国内外で出張の多い生活を20年ほどしていたのですが、飛行機はもっぱら特定の国内大手エアラインを使っていました。

ポイントもを使ってアップグレードしたり、ラウンジも使えるカードなので搭乗前にゆっくりしたりできるメリットは大きいと感じていたのですが、最近ではLCC 、格安エアラインという選択肢も増え、こちらもたまに乗るようになってきました。

国内では成田空港便など特定の路線があったり、時間帯的にLCC の方が都合が良かったりすることがあるからです。

飲み物が出なかったり、機内のカーペットにほつれなど清潔感が足りなかったり気になることもありますし、ラウンジもありません。それでも価格も安いので、利用頻度が高まってきています。

昔のように飛行機に特別感、非日常感、優越感が無くなり、心理的ベネフィットや社会的ベネフィットが低下しているのではないかと思います。

とりあえず目的地にさえ時間通りに着けば良いという電車やバス感覚になってきている人達も増えているのかもしれませんね。

このように顧客の価値観というのは普遍的ではなく日々微妙に変化しているものになります。また、業界が成熟していくごとに競合も増え、消費者や顧客の選択肢、ニーズは多様化するため、当初、自社が捉えていた顧客価値というのは分散化して薄れていく可能性はどうしても高まります。

従って、マーケッターとしては3C、PEST の視点でWhat’s newを誰よりも感度高く集めておき、年間プラン、5ヶ年計画のなかで自社の価値、製品価値についても見直す機会を設けていきましょう。

企業であれば、それらをひとりでやるのではなく、営業含めてマンスリー会議などで情報を双方でアップデートしておくことがポイントになります。

今回もお読みいただきまして有難うございました!

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