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売手が買手を選ぶ ズバ抜けた質問力: メジャー挑戦 佐々木朗希投手

こんにちは、MLB好き Tak です。

昨年は、ほぼ毎日のように大谷さんの試合を速報でチェックしていましたが、また、今年も楽しみになってきました。

本当に、楽しみすぎます。佐々木朗希投手!!

山本由伸さんに続き、日本の最高峰投手がドジャース入りするということになるので、ドジャースが2連続でワールドシリーズ制覇を成し遂げるのではないかという期待も広がりますし、環境が良ければ大谷さんはキャリア初のサイ・ヤング賞を獲得し、3年連続4度目のMVPも獲得する可能性も高まります‼️

日本の野球少年としては夢のまた夢だったことを実現させる人が出てくるなんて、今も夢のようです。

この話を書き始めたら本題にたどり着きませんね(笑)

さて、本題の佐々木朗希投手ですが、ものすごい激しい争奪戦が繰り広げられていました。

その契約金については、マイナー契約としては超高額の650万ドル(約10億1000万円)でドジャースとサインしたのです。

大谷選手は、当時エンゼルスとのマイナー契約で230万ドル(約2億6000万円)だったので、この金額という凄さが分かると思います。

※いわゆる「25歳ルール(25歳未満)」のためマイナー契約しか交わせないことになっています。

しかし、こんな話もあります。

契約金だけで言えば、パドレスは1000万ドル(約15億5000万円)を提示し、ブルージェイズも同様に12億円以上の提示準備があったと言われていますので、ドジャースを上回っていたわけです。

また、あと2年待っていれば、投手として、史上最高年俸もあったかもしれないということも言われています。

山本投手がMLBで1球も投げていないのにいきなり投手として史上最高額の12年総額3億2500万ドル(約507億円)という契約を掴んだわけですから、それ以上の可能性もあったのではないかという推測です。

どうしてそんな中でマイナー契約でドジャースと結んだのか。

それは、お金ではない、ドジャースとの中長期的なパートナーシップを優れた質問力で見いだしたからだと思います。

記事によれば、各球団に以下の宿題を出していたとのことです。

「昨シーズン、日本でなぜ速球(の平均球速)が落ちたか。その原因を突き止め、2度と起きないと保証するためのプランを提示してください」

球団に対して、短期的な視点ではなく、中長期的に見た育成プランをどのように考えているのか、ということを尋ねる宿題なのです。

以下は記事からの抜粋の関係者コメントです。

「メジャーのフロントに対して、このような質問を積極的にする23歳はあまりいない。彼くらいの年齢の選手の大半は、その状況に怯えるか、一生付き合うかだ」

https://news.yahoo.co.jp/articles/94d0f3a184ff1dd76f55fa6237d7f7c7b87062f6

『売手側が買手側に対して、チャレンジする質問ができるかどうか』

ビジネスにおいて、大きな話であるほど、売手は迎合しがちです。

しかしながら、売買は契約であり、契りを交わすパートナーシップであるはずなので、買っていただくものとは言え、しっかりと見極める『質問力』が大事な場面があると思っています。

もちろん、佐々木投手自身が、如何にこれまで自分自身に自信を付けてきたのか、またそのようなチャンスが来た時にどうありたいかを想い描いてきたかのかという点に優れていることには他なりません。

もうひとつ、組織としてドジャースが優れているのは、ここまで計算していなかったとしても、大谷さん、山本さんを引き入れ、良い組織づくりをしてきたことが、佐々木投手を引き入れるという結果に繋がっているのでしょう。

金にモノを言わしてスターを揃えて汚いドジャースと言われることもありますが、それだけではないと思っています😊

とにかく、今年のMLBは昨年以上に盛り上がること間違いないですね。日本での開幕戦が待ち遠しいです。

お読みいただきましてありがとうございました。

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