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シニアの水彩ぬり絵⑤

基本的には、

  • 原画: 過去に3DCGソフト(Poser, DAZ Studioなど)で自作した作品

  • 下絵(線画): Sketch2Lineart(とりにく様)やDatachefを使用

  • ぬり絵: 透明水彩絵具や水彩色鉛筆を使用


原画


透明な物体、例えばガラスや氷を描きたいと思いました。
氷からの連想で、氷漬けにされた堕天使ルシフェルという発想です。

ルシフェル(サタン)については聖書やダンテの「神曲」に描写されています。(参考)


私の脳内イメージでは、永井豪先生の作品の印象が大です。
具体的描写は忘れましたが、かつて美しかった天使が神に逆らって氷獄(コキュートス)に閉じ込められている。

コキュートスはギリシャ神話では河のようですが、ここでは氷河としておきましょう。

美天使はやはり女性がいいですね。(笑)


画像1  Fallen Angel in Cocytus    by TAK3 (Poser & Vue)



下絵


Sketch2lineartでは、fidelityは0.80くらいが適当でした。

画像2  Sketch2linart (0.8)


Datachefも試してみました。

画像3  Datachef (線画化)


Datachefにはパステル化もあります。

画像4  Datachef (パステル化)


(また)これでもういいのでは?、という気になりましたが、そこはぐっと我慢です。

ところで、「グリザイユ画法」はご存じでしょうか?
下塗りに先立って、淡い濃淡をつけておくものです。

同じ色で塗ってゆけば、自然と陰影ができるので、初心者には助かるしょう。

画像1の彩度を落として、画像3とレイヤー合成します。(乗算など)
場合によっては彩度を完全に落とさずに、少し色味を残しておくのも良いでしょう。

画像5 陰影を付けた下絵(グリザイユ)


今回もDatachefを採用しました。


ぬり絵


やはり透明感を出すのは難しい。(汗)
上達したら再チャレンジしたいところです。(常套句)

画像6 透明水彩、水彩色鉛筆


ご覧いただき、ありがとうございました。


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