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シニアの水彩ぬり絵⑧
基本的には、
原画: 過去に3DCGソフト(Poser, DAZ Studioなど)で自作した作品
下絵(線画): Sketch2Lineart(とりにく様)やDatachefを使用
ぬり絵: 透明水彩絵具や水彩色鉛筆を使用
原画
私などの世代でサイバーパンク映画といって思い浮かべるのは、リドリー・スコット監督の映画「ブレードランナー」(1982)であろう。
続編ともいうべき「ブレードランナー2049」はなぜ2049なのかと思うに、前作の舞台が2019年のロサンゼルスであり、その30年後の物語ということらしい。
私が少年の頃は「ばら色の未来」というのが常套句だったが、人間はどうも楽観的な未来をうさんくさく思うらしい。
だからサイバーパンク映画というのは、どうしても暗くなりがちである。
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ブレードランナーの原作が、フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」というのはよく知られているが、映画ではアンドロイドのことをレプリカントと呼ぶ。
非合法のレプリカントを追うのがブレードランナーである。
取り締まる警察のエア・パトロールカーは「スピナー」という。
下絵
背景が複雑なので、以前紹介したグリザイユ画法の変形として、淡彩つきの下絵を用いる。
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作品
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サイバーパンクの雰囲気を出すのは、ネオンや雨といった環境がふさわしいかもしれない。
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ご覧いただき、ありがとうございました。