10時間41分台。(1月4日)
こんな記録が出るとは……。
誰もが想像しなかったことですね。
箱根駅伝が今年も無事に行われました。
結果は青山学院大学の2年ぶりの優勝でしたね。
駒澤大学も10時間48分ですし、例年であれば普通に優勝しているレベルでしたけど、青山学院大学はさらに上回ったうえで大会新記録を出してしまう……見ていて恐ろしくも感じました。
3区までは4秒しか差がありませんでしたし、駒澤大学もいろいろ言われているようですが、青山学院大学が強すぎただけであって、選手は誰も責められないかなと感じましたね。
青山学院大学は1区以外の全ての区間で3位以内で走ってますが、区間新記録が出ていたり、3位でも区間賞の選手と競っていたりとかなりの好タイム。
駒澤大学も決して悪いタイムは見たところほぼありませんでしたけど、ほぼ全ての区間で青山学院大学の選手が上回っていたのでやはり青山学院大学が強かったとしか言いようがありません。
5区の山登りも青山学院大学の若林選手は城西大学の山本選手に次ぐタイムで区間新でしたからね。。
駒澤大学もさすがに仕方ないとしか。
城西大学、東洋大学も数年前なら優勝できるタイムでしたから、いかに高速化していて、青山学院大学が箱根駅伝で強いかがよく分かりますね。
城西大学は3位と大躍進を果たし、さらには國學院大學、創価大学もシードを守り続けていたりとこのあたりは時代の流れを感じずにはいられませんね。
この3校は10年前ではシード権どころか、出場すらも厳しかったりもしましたからね。
城西大学は復路は苦戦は強いられたものの、往路でしっかり貯金していましたし、少しずつ安定して上位を目指せるとおもしろいかもしれませんね。
國學院大學と創価大学はシード権はここ近年は確実に確保していますし、そろそろ来季は3位や4位は狙いたいところですね。
この辺りが強くなるともっとおもしろくなりそうです。
中央大学は体調不良が響いた形でしたが、最後まで頑張りきれていたので次に繋がるかどうかも楽しみにしたいですね。
そして意外と東洋大学と早稲田大学は踏ん張りました。
意外ととしたのは、この2校は正直シード権はかなり厳しいかなと見ていたんですよね。
上位チームと差がありそうでしたし、抜けている選手が少ないイメージでしたからね。
チームで巧く調整しながら纏められた結果かなと。
ただ東洋大学は希望は持てますが、早稲田大学は来季から先は戦えるかは不安かと。
他大学も伸びてきているように見えましたし、今年は東海大学や中央大学の不調に助けられた感じも。
国士舘大学も過去最高順位でしたし、脅威になるかもしれませんからね。
早稲田大学は何人かは有望な選手が必要となりそうです。
さて今回、何人か黒人の選手も見かけましたが、日本人選手も引けをとらない走りが多くなったのが印象的でしたね。
ハーフマラソンならある程度は箱根の選手の方々も通用しそうな感じもしましたけど、やはりフルマラソンなどは身体の作りが違うのかなと感じたりも。
ただ箱根駅伝はやはり年始の風物詩ですし、さらにレベルが上がるのかも注目したいですね。