心の底から、未来の自分に向けて
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心の底から楽しめる人生を送るには、多分昔よりも難しくなってしまったような気がします。
今の世の中はごちゃごちゃと色々なものが溢れ過ぎて、どれを選んだらいいのか、何を信じればいいのかもわからないから、私たちは目先の中途半端な幸せとか徳なんかを求めてしまっているんじゃないかと。
もっとシンプルにやりたいこととかに着目すること、それは多分昔のようにはうまくできません。インターネットは何もかもを教えてくれるけれど、シンプルに心の底から人生を楽しむ方法を教えてくれるわけではないのです。
人は何かを信じないければ生きていけないと、東大教授の養老孟司氏は言っていました。だから人には宗教が伴われて、神様が仮定されて、愛とかお金とか仕事とか常識とか、そんな何かしらに向かって進んでいくしかないわけです。
私は何も知らないくせして、何かに向かい続けているのでしょう。だから大阪を飛び出しては箱根まで来たのでしょう。
そして孤独にやられても、自分の弱さに辟易しても、まだ心の底で探しているのでしょう。
好きなものくらいわかっているけれど、世の中が私を惑わしているのです。世の中では流行っているものとか、人気なものなどがすでに決まっています。
自分が決めたんじゃなくて、自分が信じたものじゃなくて、世の中が決めたものが好きなものなのかと思うときもあります。
実際にそれは好きなものだったりします。信じていいものだったりします。
けれど、それだけではないのは確実です。
私には私なりの信じてたい道があり、それを信じなければ進めない道があります。どれだけ周りを好きなもので固めていっても、その道だけは遠回りできないのです。
心の底から求めているものは、それかもしれません。言葉ではっきりと表現できず、誰にも伝えられないような、そんなものです。
まだ私は麓にいて、心はそれに向かおうと必死になっています。それなのに私は、世の中で表面的になってしまった常識とか当たり前に、未だに惑わされているのです。
心なんてもの、いくらでも見ないふりをできるものでしたが、やっぱり向き合うことになりました。
だからこれを書いています。これは私の宣言のようなものです。
これからを楽しみに生きる自分への、未来のメッセージとして、これを届けます。
頑張れ。
信じるしかないから、頑張れ。