今のうちの休みの日
4/21
久しぶりに丸一日の休暇をもらいました。
休みの日の箱根といっても、大阪の生活とは違いできることはある程度限られているので、ある意味選ぶのが楽かもしれません。ここでは電車だって通ってないし、バスも結構な値段がしそうなので簡単には使えません。徒歩30分圏内で行けるところならばなるべく歩いています。
4月の後半から5月にかけては、ゴールデンウィークもあって全国的に観光シーズンとなります。
もちろん、ここ箱根でもその例外ではありません。
旅館で働いている以上、繁忙期に対しての準備はあらかじめしておきたいとも思ったりします。
これからはあまり休日も少なくなってきそうな感じがするので、休みの日にしておきたいことを今のうちに、なんて考えるわけでして。
というわけで髪を切りに行きました。
本音ならば自分がいつも通っていた天王寺の美容院でカットしてもらいたかったのですが、そこに行くとなると往復で丸一日かけてしまうことになるので、仕方なく仙石原エリアの理容院に行きました。
「理容院」に行くのはいつぶりでしょうか。
おそらく高校生くらいの年頃にはもう美容院に行っていたでしょうし、そう考えるともう15年以上ぶりとなります。
なので久々に入った理容院の雰囲気をもはや懐かしいとすら思いません。
久々の床屋はなんだか新鮮で良いものでした。
美容院ではしてもらえないような顔剃りや、マッサージ器具を使って肩をほぐしてもらったりと、床屋なりのサービスによって身体を整えてもらいました。
この、今の放浪の生活をしていると、さまざまなサービスに対して、その地域なりのものを受ける以上のことを求めるのは難しくなります。
特にリゾートバイトばかりしていると僻地での生活がほとんどになるので、都会なりのサービスができないのは当たり前ですが、それの不便さがどこまで及ぶのかを想定しきるのは難しそうです。
あれもできない、これもできないと、大阪で暮らしていた頃と比較してしまうとキリがなくて発狂するのではないでしょうか。
スーパーに行くのも遠くて、豚肉も魚も高かったり、バスは高いし地下鉄もないし、坂道はしんどいし飲食店は観光向けのものばかりで手頃なものがない...
そんなデメリットを無限に上げられそうです。
それをするつもりがないからこそ、私は今の放浪を割と受け入れられているのでしょうが、この価値観がいつまで続くのかもわかりません。
そのうち贅沢がしたくてしたくてたまらないとか思うのでしょうか。
梅田のやっすい居酒屋で酔いしれたいとかたまに思ったりしますが、今のところはそれくらいです。
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